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写真レタッチ講座
第20回 レトロな写真を作る <2>
〜 セピア調にする 〜 2004/02/25
 
お馴染み!白目をより白く瞳にキャッチライトを
彫りの深い顔にする
セピア調のモノクロ写真にする
出演? 澤口留美のプロフィール 薮田織也のプロフィール
  澤口留美 薮田織也

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  ■お馴染み!白目をより白く瞳にキャッチライトを ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

紹介しているTIPS
[ クイックマスクモード ] にして [ ブラシツール ]
[ Lab ] モードで [ レベル補正 ]

●別に手は抜いてませんよ〜

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画面
1-1
白目を白くする
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画面
1-2
[ レベル補正 ] の [ aチャンネル ] で赤みを落とす
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画面
1-3
キャッチライトを入れる
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画面
1-4
[ レベル補正 ] の [ Lチャンネル ] で明るくする
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画面
白目を白くする
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突然だけど留美さん。撮影会のアンケートの結果どうだったの?

なによ、その話を蒸し返そうってわけ? え〜そうよ、私がNo.1よ。でもそれじゃ他の子たちがかわいそうだから今回は遠慮して司会進行役になることにしたのよ。

まっ、そういうことにしておきましょうかね。それじゃあ、早速本題に入りましょうか。

なによ、そんなリアクションじゃ私の言ったことが嘘みたいじゃない!もっと信憑性を高めるようなリアクションするのが相方のつとめってものよ!

俺は留美さんと漫才やってるわけじゃないからね。さぁて、今回はカラー写真をセピア調のモノクロ写真にするってわけだ。

あ〜無視したわね! なによ〜。あったまにくるわねっ!

 

●セピア色って何色?

ところで留美さん。セピア色って何色だか知ってる?

ぷんっ! 知ってるけど答えてあげないっ!

あっ、知らないのね。じゃ教えてあげよう。

あっ、また無視したあ!そんな話よりこのセクションの説明をするのが先じゃないのぉ!

いいんだよ、白目を白くやキャッチライトは何度もやったからね。それに、画面1の手順を読んでもらえればわかることだし。だいいち、この講座の手順解説ってすんごい丁寧にやってるんだから、いちいちここで解説するのも面倒なんだよねぇ。

あ〜手抜きだぁ! いっけないんだよお〜!

 

●セピア色とは烏賊墨

だから、セピア色の話ね。セピアってのは有機性顔料のひとつでね、イカの墨の中の黒褐色(こっかっしょく)の液だけを乾かしてアルカリ液で溶して、希塩酸を使って沈殿させて作るんだ。だから、セピア色ってのは黒褐色ってことだね。褐色自体がやや黒みをおびた茶色だから、黒褐色はさらに黒い茶色ってことだよ。

ふ〜ん、一世を風靡する色だね。

歳がばれるよ。

ぎばちゃん好き〜。

 

  ■彫りの深い顔にする ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

紹介しているTIPS
[ クイックマスクモード ] で [ ブラシツール ]
[ トーンカーブ ]

●ちょっとやりすぎじゃない?

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画面
3-1
[ トーンカーブ ] で彫りの深い顔にする   Clickで拡大

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画面
3-2
[ トーンカーブ ] で影を暗くする
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画面
補正後
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さて、お次は彫りの深い顔だね。やり方は簡単だけど、影に沿って [ ブラシツール ] で塗るのはそれなりに絵心が必要かも。それから、 [ トーンカーブ ] で中間調を下げるとき、あんまり下げすぎるとシャドウ部が潰れちゃうから気をつけてね。とにかく、手順は画面3を読んでもらえばOKだからね。

あ〜また手抜き〜。

違うって、これも以前に紹介してるからさぁ。でもちょっとやり方が違うけどね。そういうわけで、彫りを深くした顔が画面4だよ。

ねぇなんだかこれって、やりすぎじゃない?彫りが深くなったって言うより、やつれた顔って感じよ〜。

確かに、普通にレタッチするならやりすぎだけど、今回のテーマはレトロな写真でしょ?だからいいの。最終的にちゃんとそれなりに収まるから。それに、少しくらいやつれなさいよ。もうぶくぶく太っちゃってさ。一応モデル業もやってるんでしょ?

なによその言い方!ぶくぶく太ってんのはそっちでしょ!

さぁさぁ、そういうわけで次ぎ行きましょう次!

無視するなぁ〜!

 

  ■セピア調のモノクロ写真にする ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

紹介しているTIPS
[ 調整レイヤー ] の [ グラデーションマップ ]
[ グラデーションエディタ ] ダイアログ
[ 不透明度 ] の調整

●モノクロはグレースケールにあらず

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画面
5-1
グラデーションマップでモノクロ写真にする  Clickで拡大

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画面
5-2
グラデーションマップでグラデーションを作成
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画面
5-3
[ 不透明度 ] を調整する
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画面
補正後
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じゃ、今回のテーマに迫ろうか。カラー写真のセピア化の手順だよ〜。その手順は…。

また画面5を読めって言うんじゃないでしょうね。少しくらいまともな解説入れなさいよ!

はぁ…。仕方ないなぁ…。え〜と、Photoshop でモノクロ写真にするっていうと、カラーモードを [ グレースケール ] にすればいいって思う人が多いようですが、それじゃぁ味気ありませんよね。

なんでよ。

カラーをグレースケールにするってことは、写真がせっかく持っている 1677 万を超える色情報をわずか 256 色に減らしちゃうってことなんだよね。あっ、これは [ 8bit / チャンネルモード ] のときのことね。でもさ、本当のモノクロ写真って 256 階調なんかじゃ表現できないじゃない?

よくわかんない!

百聞は一見にしかず…。下の写真をクリックして、Before と After を比較してみてよ。

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画面
グレースケールとの違い
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あら! After の方がコントラストが強いしキレイだわ。

Before がカラー写真を直接グレースケール化したもので、After が [ グラデーションマップ ] を使って見た目をモノクロ化したものさ。データそのものは RGB だから、After はグレースケール画像じゃないんだ。でも、両方ともまさしくモノクロ写真に見えるでしょ?  [ ヒストグラム ] を見ればわかるけど、After の方が色情報が多いでしょ? だからキレイに見えるんだよね。

でもAfterって嘘のモノクロじゃないの?

そんなことないよ。実際のモノクロ写真が256階調のグレースケールだっていうのならわかるけど、現実には数値に置き換えることが不可能なほど深い階調をモノクロ写真は持ってるんだよ。だったら、RGB の全階調でモノクロを表現した方がより現実に近いってことさ。でさ、画面6はセピア色の [ グラデーションマップ ] でモノクロ化した後に、 [ グラデーションマップ ] のレイヤーの [ 不透明度 ] を下げて、下のカラー情報を少し出しているんだ。こうすることで、より現実のモノクロ写真に近づけているんだよ。

わかったようなわかんないようなだけど、まぁいいや。それより、額縁はまだぁ?

おっ!ページが足りなくなったぞ。残念だなぁ…。額縁は次回だね。

そのオチは前回使ったでしょ!もうさっさとやってよ〜!

 

<< 結局、前回のオチを使ったまま次回に続く…… >>

 
初出:2004/02/25
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