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写真レタッチ講座
第5回 美容整形・若返りの術 <前編>
〜 修復ブラシツールでシワ消し 〜 2003/07/09
 
誰を若返らせるのかっ!
今週のお題・7歳は若返らせてよね!
シミ・ソバカス・黒子を除去
フェイス・リフトアップ
シワよさらば…

出演? 神崎洋治のプロフィール 澤口留美のプロフィール 薮田織也のプロフィール
  神崎洋治 澤口留美 薮田織也

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  ■誰を若返らせるのかっ! ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

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●まさか彼女を若返らせる?

  おなじみ本講座のプロデューサーである神崎洋治からまたまた電話がきました。

ところでヤブちゃんさぁ、以前言ってた「若返りのテクニック」はどうなったの〜。

どうしようか悩んでるんだよねぇ〜。寺崎はもともと若いしさ、これ以上若返らせたら子供になっちゃうよ。

う〜ん。確かに……。あっそうだ! 第4回目の女性の撮りかた講座でさぁ、寺崎さんの写真の間に突然のように割り込んできた謎の写真があったじゃない。あの人使えば?

えっ? あの写真4の女性を?! う〜ん、仕方ないか……。今度、俺、三浦半島で能の司会やるんだけど、そのときに彼女も一緒に行くから、海でも連れ出して写真撮ってくるわ。あ〜、気が進まねぇ……。

●やっぱり彼女を若返らせるのか…

 そういうわけで6月下旬、私は謎の女性を連れて三浦半島の先端、三崎漁港にやってまいりました。実はこの謎の女性、私や寺崎佑紀が所属するサンタ・クローチェ株式会社の代表取締役、澤口留美なのです。もちろん彼女には「若返りの術」で使うサンプルだなどとは口が裂けても言えません。

え〜、写真撮ってくれるの?それならさ漁港で撮るなんていやよ。海をバックに綺麗に撮って。湘南行きましょう、しょーなん!

これから司会の仕事があるのに、湘南なんて行ってる暇ないって。ここでいいから、ハイ、笑って笑って。

え〜。ぶつぶつ。あっ、そうそう、たまには私の写真、スタグラ(ちなみに本講座のことです)で使ってよ。もちろん撮りかた講座の方よ。間違ってもレタッチ講座で若返りのテクニックなんてのに使わないでね。

(ギクっ) あ、ああ、はいはい。そうします。はいチーズ。

なによ〜。佑紀ちゃん撮るときみたいに褒め言葉は言ってくれないの〜。

………(うるさいなぁ)

  ■今週のお題・7歳は若返らせてよね! ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

●まさか彼女を若返らせる?

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まぁ、俺にかかればどんな老け顔も、10歳は若返らせることができるもんねぇ〜。留美さんだって、20 代後半くらいには…。

パソコンの前でなにやってるの薮田さん…って、なにこの写真! ひょっとしてこれって私の写真〜!? なんなのよ! これじゃ35 歳くらいに見えるじゃないのよ!

35 歳に見えるじゃないって、澤口さんは本当にさんじゅう……いてっ!

スタグラの女性の撮りかた講座に使うんなら、ちゃんとレタッチして、せめて 7 歳は若返らせてよねっ!

女性の撮りかた講座の写真はレタッチなんてしてないの! でも、なんで7歳かなぁ。もっと区切りのいい数字があるでしょ。

いいのよ。28 歳くらいが適当なのよ。どっちにしたって、私の写真を載せるんなら絶対に若返らせてよね! 第一、こんな老け顔の写真なんて嘘に決まってるわ! 絶対こんなの私じゃない!

留美さん、写真って文字知ってる?真実を写すって……がっ! 痛いなぁ!

真実を写すなんて、そんなの写真文化の低かった頃の日本人が作った言葉なのよ! 写真はレタッチまでして初めて作品になるものよ!

  ■シミ・ソバカス・黒子を除去 ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

●修復ブラシツールで美肌に

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画面1 修復ブラシツールで髪の毛を消す  Clickで拡大

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画面2 修復ブラシツールで黒子を消す  Clickで拡大

わかりましたよ。やればいいんでしょ、やれば。じゃぁさ、どこをどうすれば本当の留美さんになるのか教えてよ。

そうねぇ〜。この写真、よ〜く見ると風で髪の毛が顔にかかってるわね。まずこれを消してちょうだい。それから顎のシワが気になるわね。ホントはシワなんてないのに。

髪の毛を消すくらい [ 修復ブラシツール ] (画面1) を使えばわけないよ。髪の毛のない肌の部分を基準にして、髪の毛がかかってるところをこんな風にマウスでなぞれば……。

なになに? なによ〜、なぞったところが全然違う明るさになっちゃうじゃないのよ。

まぁまぁ、おとなしく見てなさいって……。なぞった瞬間は明るさが違うんだけど、マウスのボタンを離すと……。

きゃ〜! 同じ明るさになって馴染んじゃったわ。すごいわ。すごいわ。

[ 修復ブラシツール ] ってのは、簡単にいうと連続コピーツールなんだよね。コピー元を Alt キー を押しながらクリックして指定した後、他の部分をマウスなぞるとコピー元の画像をコピー先に貼り付けていくんだ。[ ブラシ ] の太さとぼかしを使って、コピーする範囲を指定できるんだ。ここまでは [ スタンプツール ] と同じ機能なんだけど、[ 修復ブラシツール ] の場合はコピー先の色調に同化させる機能も含まれているんだ。

なんだか妙に説明口調ね。いったい誰に説明してるの?

誰にだっていいじゃない。さぁ、次はどうするの?

ついでだからほくろも取っちゃってよ。(画面2) それからねぇ〜、わっ! ホントはないはずのソバカスがあるわ! も〜いやねぇ、早く取っちゃってよ!

シミでしょ……ぎゃっ! ……本当に痛い…ってば…。

 

  ■フェイス・リフトアップ ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

●ゆがみフィルタでらくらくリフトアップ

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画面3 ゆがみフィルタでリフトアップ  Clickで拡大

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画面4 修正前と後  Clickで拡大

今度はねぇ、顔のリフトアップよ。だって、私の顔って、本当はすっきりとした玉子型なのよ〜。早く元の顔に戻してちょーだい!

ああ、要は頬の肉が歳でたるんできたから、そのたるみをなくせってことね………。うううっ、顔をつねらなくたっていいじゃないのさぁ…。

そういえばさぁ、突然のように思い出したけど、私の名前で遊ばないでよね。苗字と名前の間に「た」なんて入れないでよ。何が「澤口た留美」よ!

……ううう…。だって、本当のことだもの……。

なんですって! それより、早くリフトアップやりなさいよ!

…それじゃあ、頬のたるみを……いてっ!……あっ、いや、ふくよかな頬をすっきり玉子型にするには、[ ゆがみフィルタ ] を使って……。

誰の顔が歪んでるってぇ〜!

ち、違うよ Photoshop のフィルタの名前なんだよ、正式名称で、[ ゆがみフィルタ ] ってちゃんと言うんだよ〜。

変な名前。もうちょっとセンスのいい名前を付けなさいよ。

●大き目のブラシを使う

アドビシステムズに言ってくれよ……。ほら、こうやって頬の大きさよりちょっと大き目の [ ブラシ ] を使って、頬の外側から中に向かってずらすと……。ねっ? リフトアップできたでしょ? 画面4で見比べてみて。このときのポイントは、唇に [ ブラシ ] がかからないようにしてやることなのさ。でないと、唇まで歪んじゃうからね。

また説明口調ね。やっぱり誰かに説明してるんでしょ。

ちがうって、決して写真レタッチ講座の読者に説明してるわけじゃないよ。

ん? 言い訳まで説明口調ね。あやしいわ。

 

  ■シワよさらば… ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

●広い範囲のシワ取りはパッチツールで

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画面5 パッチツールで範囲選択してドラッグで移動  Clickで拡大

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画面6 消しゴムツールでリアルに補正  Clickで拡大

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画面7 とりあえずこんなものでしょ?  Clickで拡大

次行くわよ次! 早く!

まだやるの?

当たり前じゃない。だって、本当の私は目の下に隈なんかないもの。それにシワだってないわ。

………じゃぁ今度は [ パッチツール ] (画面5) を使いましょうか………殴らないでよね。パッチって変な言葉じゃないよね。

パッチワークだかなんだか知らないけど、なんでもいいから早くシワを取ってよ! 見たくないのよ目の周りのシワ〜。

いつもゲラゲラ笑ってるからシワだらけになるんだよ……。

やっぱり殴られたいんじゃないの? 薮田さんってさ、噂どおりのマゾヒストよねぇ〜〜。マゾ!

ぱ、パッチツールは、[ 修復ブラシツール ] の拡大版みたいなもので、シワのある場所をグルリと選択したら、それごとシワのない場所へドラッグ&ドロップするだけでいいんだ。

でも、画面5だとやりすぎだわ。私の特徴の下目蓋の膨らみまでなくなってしまうと、なんだか私っぽくないわ。

そういうときは、画面6のように修正前の画像の [ レイヤー ] を複製しておいてから、複製した画像を [ パッチツール ] で修整して、[ 消しゴムツール ] で修整箇所を軽く消してあげるんだ。シワが見えない程度に消してあげれば下の修正前の画像にある下目蓋の膨らみがうっすらと見えてきて、画面7のようになるよ。

……なによ。説明口調の上に、赤字で強調したりして。やっぱり誰かに説明してるんじゃない。まさかこれ、本当は写真レタッチ講座じゃないでしょうね!

ち、違います…って…。と、ところで留美さん、今週はここまででいい? まだ修整したいなら、続きは2週間後に説明したいんだ。

どういうことよそれ。なんで2週間後なのよ。それから修整じゃなくて真実に戻すと言ってよ。本当の私は目もぱっちりしてるし、もっとおっぱいが大きいのよ。仕方ないから2週間待ってあげるかわりに、おっぱいを元のようにもっと大きく戻してよっ!

……(大きいのは腹だろ…)

 

 そういうわけで、次回へ続きます。

 

 
初出:2003/07/09
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