コンテンツのトップページへ 髭達磨・薮田織也のプチ日記
 2007年 6月 27日 水曜日 Photoshop CS3 買いましたか?
 
週末(2007/06/22)、とうとう発売されてしまいましたな。何がって…、あれですよ、あれ、Adobe Photoshop CS3 ですよ。もう購入した人もいるようですが、今回は製品ラインアップが増えたので、髭はまだ思案中です。理由は、Photoshop だけでも Standard と Extended の2つがあって、Creative Suite 3 ( 各種 Adobe 製品の統合パッケージ ) になると、全部で6製品もあるからですよ。発表されてから結構経つのに、どれにしたらいいのか、まぁ〜だ迷ってるんですよ。仕事柄、Photoshop 単品だけの購入はありえないので、Creative Suite 3 で迷ってるんですけどね。今回から 旧マクロメディアの製品も入っちゃったし、旧バージョンで持ってる製品を全部アップグレードしようと考えると、Adobe Creative Suite 3 Master Collection にするのが順当なんですけど、通常版で 398,000 円、髭が該当するアップグレード価格でも、249,000 円ですよ。びっくりしちゃいますよ。まぁ、持ってる製品を全部、個別にアップグレードすることを考えれば、多少はリーズナブルなんですけど、一度の出費はちょと痛いって感じです。普段使っていないアプリを省けば、Design Premium でもいいかなぁなんて思いもしますが、動画や 3D が扱えるようになった Photoshop Extended を使いこなすことを考えると、Premiere Pro と After Effects も欲しいしなぁと、まぁ、そんな感じで迷っているわけですよ。当面の仕事は旧バージョンで片付けますから、まだしばらくは悩むことにします。
 
▼写真1  
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Adobe Photoshop CS3 の基本画面。よく見れば Photoshop ってわかりますけど、随分変りましたな。UI も結構変更されてます。UI の変更は個人的には大歓迎なんですけど、Photoshop Tips & Manula を書いてる立場からすると、ちょっと困ったって感じです。


     
で、
肝心の Photoshop CS3 のことです。アドビ システムズから GM (ゴールドマスターの略 ) 版を送ってもらっていたので、いろいろ試してみましたけど、 全体的にはかなりいい感じです。詳しくは後日(いつのことやら)、Photoshop Tips & Manula で紹介するつもりですが、CS、CS2 ユーザーならアップグレードして損はないはずです。まず、髭個人にとって最大のポイントは、32bit 編集時に使える機能が大幅に増えたことですね。まず、レイヤーが使えるようになったのですよ。レイヤーが。普通のレイヤーはもちろん、 [ レイヤーマスク ] 、[ ベクトルマスク ] が使え、 [ 調整レイヤー ] も、 [ レベル補正 ] 、 [ 色相・彩度 ] 、 [ チャンネルミキサー ] 、 [ レンズフィルタ ] 、[ 露光量] が使えます。 [ レイヤースタイル ] なんか、全機能が使えます。それから、CS3 Extended の新機能である、ビデオレイヤーと 3D レイヤーも使えます。色調補正の機能では、従来の [ チャンネルミキサー ] 、 [ レンズフィルタ ] 、[ 露光量] に加えて、 [ レベル補正 ] 、 [ 自動レベル補正 ] 、[ 自動コントラスト ] 、 [ 自動カラー補正 ] 、 [ 色相・彩度 ] 、 [ 彩度を下げる ] が使えるようになり、フィルタでは、従来の使用可能機能に加え、 [ 雲模様1 ] 、 [ 雲模様2 ] 、[ 明るさの最小値 ] 、 [ 明るさの最大値 ] が使えるようになりました。HDR ( ハイダイナミックレンジ ) で遊んでる読者も、仕事で画質を劣化させたくないプロも、この 32bit の機能拡張は嬉しいことですよね。
 
▼写真2  
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32bit / チャンネルモードで使える機能が激増! 画質劣化はとにかく嫌だという人や、HDR で新しいイメージを作りたい人にもってこいのツールになりました。
モデル:澤口留美


次に嬉しいポイントが、多分、CS3 を使った人、皆が喜ぶと機能だと思うのが、スマートフィルタですね。これは、 [ レイヤースタイル ] のように、フィルタの効果をいつでもオンオフ、また、調整しなおせる機能です。まだ存分に使っていないので詳細は控えますけど、試行錯誤の繰り返しだったフィルタ処理がとぉ〜っても楽になること間違い無しですね。このスマートフィルタが使えるフィルタは……、使えないフィルタをあげた方が早いので、そちらを列挙しましょう。スマートフィルタが使えないフィルタは、 [ 抽出 ] 、 [ ゆがみ ] 、 [ パターンメーカー ] 、 [ Vanishing Point ] 、 [ ぼかし(レンズ) ] 、 [ 風 ] 、 [ Digimarc ] だけです。
     
おっ
と、このまま行くと、レビュー記事になってしまいそうなので、今日はこのくらいにしておきます。今回の Photoshop は 2年ぶりのメジャーバージョンアップなので、アドビ システムズも相当に力が入っていますし、髭も、おざなりになってしまった CS2 のレビュー記事 (おいおい) の代わりに、CS3 の記事は真面目に更新しようと思っています。それと、ちょっとしたご報告ですが、この秋、Photoshop CS3 の書籍を上梓することになりました。詳細はまだ秘密ですが、ものすごい頁数になることだけはお知らせしておきます。本サイトに掲載している写真レタッチ講座のような感じではなく、や Photoshop Tips & Manual のマニュアル部分といった感じの、全機能バイブルになる予定です。頁数があまりにも多いので、本サイトのプロデューサー、神崎洋治に手伝ってもらっています。とはいってもまだ1頁も書いてませんけど…。

う一冊、デジカメ本も今秋に上梓する予定です。これも、本サイトの女性の撮りかた講座といった、デジタル一眼レフを使ったハウツー本ではなく、女性向けの○○○本(まだ秘密…)になる予定です。同時に2冊も大丈夫かいなと周囲から心配されてますけど、実はこちらの本も共著で、なんと、なんと、あの澤口留美が手伝ってくれています。今回はモデルではなく、アイディアと執筆の方です。(執筆というのが心配なんですけどね…)
 
▼写真3  
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再編集可能なスマートフィルタの機能。一部のフィルタを除くほとんどのフィルタで使えます。スマートフィルタをかけたレイヤーは、レイヤースタイルのように、階層構造のレイヤーで表示され、表示/非表示の切り替えができ、任意のフィルタのオプションを再設定できます。



 この本はもう、写真好きの女性ならずぇったいに 「 新書 」 で買うべきですね。間違ってもブッ○オ○のような著者をないがしろにする書店で買っちゃだめですよ。女性を撮るのが大好きな男性にとっても滅茶苦茶ためになる本になりますから、なる予定ですから、なると思いますから、秋になったら必ず、ブッ○オ○以外の書店で買ってくださいね。いいですか、お願いしますよ。なにせ、3年ぶりの書籍ですからね、これが売れないことには髭の命は……。
 
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