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デジカメ用語集
 
■読みかた     あーるじーびー 〜 Red, Green, Blue  
 
■意味     赤(R)、緑(G)、青(B)の三色の光を組み合わせることでフルカラーを表現する方法。この三色は光の三原色、または三要素とも呼ばれる。パソコンのディスプレイはRGBで表現されている。  
■解説    
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光の三原色と
Photoshop のカラーパレット
  光の三原色である R ( Red )、G ( Green )、B ( Blue ) の加法混色 ( *1 ) で表色するのが RGB 表色系です。
赤は 700.0nm、,緑は 546.1nm、青は 435.8nm という特定波長の三つの単色光を基準にしています。
 RGB 表色系は CIE ( 国際照明委員会 ) という団体が規格を策定しました。現在 CIE では、RGB 表色系の代わりに XYZ 表色系を推奨していますが、XYZ 表色系は RGB 表色系を基本にしていますし、その概念は今でもさまざまな分野で利用されています。

*1. 加法混色とは照明などの混色の総称で、混色すればするほど白に近づく混色の方法のことを呼びます。

● RGB と 24 ビットカラー

 Photoshop などの画像ソフトでは RGB の R、G、B をそれぞれチャンネルと呼びます。各チャンネルは、暗い色から明るい色までを何階調かで表現しています。デジタルカメラで撮影した画像 ( 24ビットカラー ) では、RGB の各チャンネルを 8 ビット、つまり 256 階調に分けて表現して、その組み合わせ ( R:256×G:256×B:256 ) でフルカラーを実現しています。 256 階調は 0〜255 の数値で表現されます。

●デジタルカメラの画像は RGB?

 誤解を恐れず書けば、デジタルカメラの画像は RGB が基本になっていることは間違いありません。ただ、RGB が持つ色空間では表現できない色が多々あるため、実際にはRGB を拡張した sRGB、さらに sRGB を拡張した sYCC が使われています。パソコンのディスプレイは sRGB に準拠していますから、sYCC が使われているデジタルカメラで撮った画像は、パソコンでは正確に表現されていないということになります。ただし、JPEG で保存した画像は sRGB です。デジタルカメラの描画性能をフルに引き出したいときは、一部の比較的高価なデジタルカメラが持つ RAW データで保存する必要があります。
 
■参考     1677万色 24ビットカラー ビット CIE sRGB Lab YCC sYCC JPEG RAW   
 
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