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デジタルカメラABC
第1回 カメラの構えはキホン中のキホン!
 
■さっそく撮りに行きましょう!ってその前に……
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いよいよ始まりますよ、デジカメ修行。
本日はポートレートの基本、ということですが、まぁ、細かいことは後にしてさっそく撮りに街に出ますか……。

「コラッ!」

あれあれ? お師匠様ですか?

「オマエ、カメラの構え方も知らんで何を撮るというのじゃ!」

いやいや、お師匠様、まずは習うより慣れ……

「バカモン!!! 近頃、やたらいいカメラをもっておるクセにキホン中のキホン、構え方も知らずに撮ってるヤツが多すぎるわ!」

そんなこといわれてもお師匠様ー。構え方なんていったって、モデルさんもいませんよー?

「ワシにできぬコトなどないっ! ゴニョゴニョゴニョ…」

ってお師匠様! いきなりこんなところに茶髪のキレイなお姉様が現れましたよっ! いったいどこでこんな魔法を……。

「むむむ…細かいことを言うでない! 説明してたらあっという間に文字数オーバーじゃ。ささ、早速構え方の基本にいくぞよ!」

はい……強引な展開ですが、今日のトコロはお師匠様にお任せしましょう。

「まずは、ストラップの扱い方。首にかけるようにストラップを付けている人が多いじゃろうが、首にかけずに片手で持ちやすいように、こんなスタイルも十分アリじゃ。持つときは必ず二重に手を通して、遊びが出ないよう、しっかりホールドするのがコツ。わかるな?」

   
 
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はいはいお師匠様。早く次に行きましょう。ヨコ位置での持ち方をとりあえず教えてください。

「まずは両手でしっかり持つこと。これは当たり前じゃな。一眼レフを片手で持ってたらすぐに筋肉痛になってしまうでの。右手の人差し指はシャッターに置き、中指、薬指、小指でカメラのグリップをしっかり握ってやるのじゃ。意外に正しいスタイルを知らない人が多いのが左手。一眼レフの場合は、レンズ部分が重くて安定感を欠くことがあるので、かならずレンズの下に手を添えてやることがポイントじゃ。このとき、レンズそのものに手がかからないようにすること。写真に大切な光を遮ってしまったら台無しだからな。あと、必ず脇を締めて肘から先を安定させることも大切じゃぞ」

なるほどなるほど。おっ、お姉様も順調に正しい構え方を覚えてますね! それじゃ、タテ位置をお願いします。

「基本はヨコと同じじゃ。右手を上側に持って行くわけじゃが、このとき肘が開かないようにすること。ここが開いてしまうと安定感がなく、手ブレを起こしてしまうからな。二の腕と体の角度が直角になるように、肘を前に突き出すような感じで構えるといいぞ」

でもお師匠様、ちょっと慣れないと腕が痛いですねぇ〜。

「はじめはつらいかもしれんが、きちんとした構え方に慣れておいた方があとあとラクじゃぞ。左手でしっかりと支えて重みを分散させることも大切じゃな」

いやー、お師匠様。勉強になりましたよ。今日はこのあたりで終わりにしたいんですが、最後にもうひとつくらいアドバイスをいただけませんか。

「そうじゃな……これも守っている人は少ないキホンじゃが、ファインダーを覗いていないほうの目を開いて、きちんと被写体の方向に向けるコトじゃ」

あれれお師匠様、普通、ファインダーを覗いていない方ってつぶっちゃいますよね?

「うむ。しかし片眼だと距離感がつかめなくなってしまうんじゃよ。目を開けてまっすぐ見る、これがキホンじゃ」

なるほど。ところでお師匠様。あなたはいったい誰ですか?

「ワシか? 秘密じゃ。 ヒ・ミ・ツ!」

いや、そんなアイドルみたいなこと言われましても……。まぁ、なんかよくわからないキャラクターですけど、また登場してくださいね〜。

「気が向いたらな…ワシも世界中のカメラ初心者を空の上から見つめなきゃならんので忙しいのじゃ……しっかりやるのじゃぞ……」

 

――というわけでお送りしました初回。いかがだったでしょうか? お師匠様は次回も登場してくれるのでしょうか…。次回は構え方の応用編をお送りします。今回、次回とちょーっとジミ目な写真が続きますが、どうか――

『ちょっと〜!ジミ目って「地味」ってことかしら? 眠いとこ引っ張り出しといてそれはないんじゃ〜ないの!』

ってああ!お姉様!すみませんすみません。でも今日はもう、終わりにしてもいいっすか?……ってわけで皆様!次回もどうぞよろしくお願いしますっ!

 
 
 
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