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動物写真 撮影テクニック講座
内山晟の「動物写真・撮影テクニック講座」
第五回 高速シャッター撮影と流し撮り 2011/08/10
 
内山晟の 動物写真・撮影テクニック講座
全力で走ったり、大きくジャンプしたり、しぶきを跳ね上げて水浴びしたり…活発に動き回る動物たちの一瞬を撮るのも動物写真撮影の大きな魅力のひとつです。撮影の時に知っておくと役立つテクニックが「高速シャッターでの撮影」と「流し撮り」。今回のテーマです。(編集部)
本文 Photo & Text by 内山晟
  動物園で写真を撮る、ということ このページのトップへ  


 仕事であちこちの動物園を訪ね歩いていると、いろいろ面白い人に出会う。

ホッキョクグマの親子
ホッキョクグマやレッサーパンダなど、特定の動物だけを追って日本中の動物園を訪ねて撮影している人たちもいる。そんな写真生活も羨ましい気がする。写真はホッキョクグマの親子の微笑ましい風景。

例えば、ホッキョクグマやレッサーパンダ、ユキヒョウ、キリン、ペンギンなど、それぞれの動物専門に撮影するべく日本中の動物園を訪れている人たちがいる。
その人たちの撮影現場にたまたま出くわすと、さすが特定の動物に関しての情報を実に豊富に持っていることに驚かされる。

例えば、どこそこの動物園のレッサーパンダがどこそこにお嫁入りした、とか、それも個体識別をしてレッサーパンダそれぞれの名前まで覚えているのだから、恐れ入る。

 一緒に撮影していると、はじめて聞く情報にこちらの耳は興味津々、ダンボ化していることもしばしばだ。
好きな動物だけ追いかけるのを羨ましく思いながら、私といえば、相変わらず「犬も歩けば棒に当たる」とばかりに、たくさんの動物園を歩き回っては面白い被写体をどん欲に探している。

そうすることで、どこの動物園ではどんな動物が撮影し易いのかは知識として蓄積されてきた。

さて、動物園で動物たちの写真を撮ることとは、一体何なのだろうか?

ゾウの歯
ゾウのキバは長く鋭いが、歯は草をすりつぶしやすいように平たい
ヒョウ柄
ヒョウの斑紋の写真を依頼されたこともあった

私にとって動物園は1967年頃からずっと仕事の場だ。

今まで依頼されていろいろな動物を撮ってきた。図鑑用の写真もあったし、母子の微笑ましい写真もあった。野生では決して出会えないであろう希少種の動物の写真もあった。

また、ゾウの歯の写真、ホッキョクグマの掌の写真、ヒョウの体表の斑紋の写真など、一部分のクローズアップなど次第に注文はエスカレートしていった。

数年前、カメラ雑誌で動物園の撮影テクニックの連載を持つことになり、取材と撮影で全国の動物園をめぐった。

長い経験がものを言ったのか、わずか1日の取材と撮影ながら、毎月4ページのグラビアが組めたのである。

動物園に撮影の便宜を特別に図ってもらうこともせず、一般の人と同じ立場で自分なりに動物の写真を撮る取材だったのだが、これはこれでとても面白かった。また、そのときの取材を通して、動物園には写真を撮るのには適していない施設がいかに多いかも学んだ。

「写真を撮りやすい施設は人間の目にも優しい」ことを実感したのだった。

 

  高速シャッターで水際の動物を撮る このページのトップへ  


さて本題である。
「動物園の動物たちはいつ行っても寝ているから撮ってもつまらない・・・」という話を良く耳にする。

とんでもない!!

動物園の動物だって、食べて寝ているだけではないのである。
時間帯によっては活発に動き回っているのだ。動きのある動物を追ってみよう。
暑い夏に少しでも涼しい気分になれるよう、水際の写真を選んでみた。

まずはペンギン。餌の時間近くになると活発に泳ぎ出すのである。
しかしただ単に泳いでいる写真では面白くないので、ヒナ(手前)を心配して泳ぐ母子の姿を狙った。

母子で泳ぐペンギン
撮影データ ISO200 f4.5 1/2000 -0.67ev 375mm

 水と言えば多くの動物園にはアシカがいる。彼らも日中は陸に上がって日光浴と昼寝を貪っているが、餌の時間になると活発に泳ぎ出す。
プールに投げられた餌の魚を追って泳ぐアシカはとても速い。水の飛沫(しぶき)も撮りたかったので逆光気味に狙った。アシカが黒く潰れないように、露出補正をプラス1に設定して撮影した。

素早く泳ぐアシカほ逆光で捉えた
撮影データ ISO400 f4.5 1/3200 1ev 280mm

アシカ 表現に水の飛沫を加えた
撮影データ ISO400 f4.5 1/3200 1ev 280mm

 暑い日には水浴びをする動物もいる。
サファリパークで水に浸かっていたツキノワグマが陸に上がり水を跳ね飛ばしているところに出会った。車の窓越しにシャッターを切る。水飛沫を強調するため背景を暗くしたかったのでマイナス補正で撮った。

ツキノワグマ 水浴びして飛沫を飛ばす
撮影データ ISO200 f4 1/320 -1ev 150mm

 余談だが、サファリパークで写真を撮りたかったら、運転は人に任せて後部座席に座ると良い。動物が左右どちら側に現れても撮れるからだ。また車内は暗いのでガラスに密着させなくてもあまり反射はしない。ただし、服は暗めの色のものを着用した方が無難である。

 水浴びするのは鳥も同じ、体をきれいに保つためにも活発に水浴びをする。
水面にショウジョウトキの赤い体が映っていたので、縦位置で狙う。暗いところだったこともあり、カメラは自動的に明るく補正しようとする。また、赤を強調したかったので、露出補正はマイナスに設定した。

ショウジョウトキの水浴び 鮮やかな赤が水面に反射していた
撮影データ ISO200 f4 1/1250 -0.33 195mm

 閉園間際、フラミンゴも水浴びをしていた。
長い足を折って全身を水に浸けて翼を震わせて水浴した後、長い足で立ち上がって、顔に着いた水をはじいていた。

フラミンゴの水浴び
撮影データ ISO200 f5.3 1/1250 -0.67ev 375mm

 朝日を浴びてオシドリも朝の沐浴、凄まじい勢いで水を跳ね飛ばしていた。

オシドリの水浴び
撮影データ ISO200 f5.3 1/1250 -0.67ev 375mm

 水際での活発な動物の動きや飛び散る水の飛沫を捉え、一瞬を切り取るのが高速なシャッター速度だ。ここまで紹介してきた水際の動物写真はすべて、速いシャッター速度によって撮影したところに最大のポイントがある。


  高速シャッターで走る姿を捉える このページのトップへ  


 動物たちの水浴びはたいてい、決まった場所で行ってくれるので比較的撮りやすい。 しかし、跳ねたり、跳んだり、走り回ったりする動物は厄介だ。

オオカンガルーが跳ねていた。背景に人工物があったので、ファインダーを覗きながらそれらが入らないところを狙い、ジャンプした瞬間にシャッターを切った。曇天の日だったのでメリハリを付ける意味でマイナス補正をしている。

オオカンガルーのジャンプ 背景に人工物が入らないように気を配った
撮影データ ISO800 f4 1/640 -0.67ev 217mm

 マーラが小さいながらも全速力で走り回っていた。モータードライブで連写をしたが、タイミングよくシンクロしないと無様な格好のときばかり写ってしまう。これでは走っているようには全く見えない失敗作だ。

マーラ タイミングが悪い失敗作
撮影データ ISO1250 f5 1/1000 0ev 147mm

ジャンプした瞬間にタイミングを合わせてシャッターを切る(下写真)。
飛び跳ねると言うのは、この格好でなくてはならないだろう。

マーラ ジャンプしたタイミングで撮影
撮影データ ISO1250 f5 1/1000 0ev 147mm

2頭並んで走ってくれたので・・

マーラ 2頭並んで…
撮影データ ISO1250 f5 1/1000 0ev 147mm

もう少し低い位置から撮れば、もっと跳ね飛ぶ姿が空中に浮いて、躍動的に表現できたのだろうが、背景には人工物があり、低い位置から狙うとフレームに入ってしまう状況だったのだ。動物園の切ないところか。

 走る姿が最も美しい動物と言えば、短距離では世界最速を誇るチーターだろう。
アフリカのサファリでは野生のチーターが走るところを見かけることもあるにはあるが、シャッターチャンスはそうそうないし、なにより近付けないので超望遠レンズを使っての撮影となると非常に難しい。
しかし、サファリパークではこんなシーンが撮れることもあるのだ。

疾走するチーター サファリパークにて
撮影データ ISO640 f6.3 1/1600 0ev 200mm

 次の写真は銀塩フィルムを使っていた頃にサファリで撮った野生のチーターだ。
500mmの超望遠で狙ったのだが、このように美しい走りの瞬間が撮れたことは奇跡に近いと思っている。

疾走する野生のチーター サファリにて

撮影データ 不明


  流し撮りで動きを表現する このページのトップへ  


さて、動きのある動物を撮る方法は2つある。
ひとつはこれまで紹介してきた速いシャッタースピードで一瞬の動きを止める撮影。
そして、もうひとつは遅いシャッタースピードで動きを表現する撮影方法だ。これを「流し撮り」という。

これは動物がカメラと平行に一定の速度で動いている場合に、その動きに合わせてレンズを動かしながらシャッターを切る方法である。

 餌の時間になってアカクビワラビーが活発に動き出した。凄い勢いで跳ね回る姿が逆光の光の中で美しかったので、流し撮りに挑戦してみた。

跳ね回るアカクビワラビーの流し撮り
撮影データ ISO400 f4 1/60 -0.33ev 420mm

続いて閉園間際のトラたち。
寝小屋に戻れば餌が待っているため、待ちきれずに走り回っていたのだ。

走り回るトラの流し撮り
撮影データ ISO200 f8 1/15 -0.33 116mm

 ガラス越しの撮影だが、背景には人工物がたくさんあって、それらをぼかして撮りたかったので流し撮りにした。流し撮りの成果で背景の人工物はあまり目立たなくなったと思う。

 同じトラを広い放飼場で撮った写真。背景が単純だったし、同じ場所を行ったり来たりしていたので、比較的撮り易い状況だった。このような絶好の場面に出くわしたら流し撮りを試みてみよう。

放飼場でトラの流し撮り
撮影データ ISO200 f32 1/15 -0.33 105mm

 同じ感度のISO200で1/15というスローシャッターで撮っているが後者は明るい野外なので絞りはf32となった。この際に気を付けなくてはならないのは、非常に遅いシャッタースピードなので、上下の手振れを起こさないようにしなければならない。

全体がぶれてしまっては、流し撮りは成功したとは言えないのである。

動物園には豊富な被写体がいて、それぞれの表現方法を学べる場でもあるのだ。

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著者プロフィール
内山晟 :photo 内山 晟
1941年生まれ。日本大学芸術学部放送学科時代に「白サギ」の写真家・田中徳太郎氏に師事し、動物写真家を志す。1968年、週刊朝日のグラビアページ「動物家族」でデビュー。1969年、ガラパゴス諸島を含む中南米に最初の海外取材を行う。その後、野生動物を追って、北極から南極まで世界中を歩き、年の大半を海外で過ごす。著書に「コウテイペンギンの国」(平凡社)、「のんびりコアラ」(青菁社)、「毎日おいしい男の料理」(中経出版)、「内山晟の五大陸どうぶつ写遊録」(講談社)、ほか多数。
> ホームページ (株)内山晟動物写真事務所

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初出:2011/08/10
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