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ウルトレックで楽しむ女子カメラ
第1回 < 日中編 > 三脚で楽しむお花のマクロ撮影! 2013/04/05
 
▼TOPIX
これまでの三脚は丈夫であればあるほど重く大きなものでした。逆に軽くてコンパクトな三脚は、フルサイズ一眼レフには間に合わない……。そんな難問を独自の発想で解決した三脚が登場しました。それはベルボン・ウルトレックシリーズです。コンパクトで丈夫、ミラーレスはもちろん、フルサイズにも対応できるウルトレック UT-63Q を、本サイトでお馴染みの薮田織也が初心者、とくに女性に向けて解説します。女子カメのみなさん、ご一読あれ。
▼写真0 持ち運び簡単なフルサイズ三脚
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< 夜間編 >はこちら

▼目次  

小さなお花を大きく撮るなら
マクロレンズ+三脚!

高伸縮比三脚・ウルトレックの準備
三脚の便利な使い方
三脚を使うと面白い写真も撮れる
次回予告
 
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■ 小さなお花を大きく撮るならマクロレンズ+三脚!
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▼写真1 マクロレンズ+三脚で楽しい接写
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Nikon D7000 に AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR を付けて、ベルボンのウルトレックシリーズ UT-63Q で固定。山下公園の花壇に咲いていたノースポールを撮影してみました。

● なぜ三脚?

 デジタル一眼レフを手に入れたら、まずは撮ってみたいモノのひとつに、草花があるでしょう。それもただ普通に撮るのではなく、写真1のような 「 マクロ撮影 」、つまり草花に限りなく近づく 「 接写 」 で撮影してみたいと思う人が多いようです。

 こうした撮影に欠かせないのが、接写のできるマクロレンズと、そして忘れてはいけないのが、カメラを固定する 「 三脚 」 です。マクロ撮影で使うマクロレンズは、その性格上ピントの合う範囲がとても狭く、カメラが前後に少しでも揺れてしまうとピントもずれて、いわゆるピンぼけに写真になってしまいます。確実にマクロ撮影したいときに、三脚は必須のツールといえるでしょう。

 

● 三脚を持ち運ぶなんて……

 「 でも、三脚って大きいし、気軽に持ち歩くのはちょっと…… 」 と、思う人もいることでしょう。特に女子カメでは一番敬遠されるツールではないでしょうか。たしかに、三脚があった方がいいのはわかりますが、フルサイズの一眼レフはもちろん、たとえミラーレス一眼レフだとしても、少し大きめのレンズを付けたカメラを確実に支えるためには、それなりの大きさの三脚が必要になります。そうしたサイズの三脚は、折りたたんだ状態でも 60cm 前後はあるので、女性が持つのはもちろん、男性でも気軽なツールとは呼べませんでした。そこでお勧めしたいのが、ベルボンから発売されているウルトレックシリーズです。

 

■ 高伸縮比三脚・ウルトレックの準備
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▼写真2 ウルトレックの準備 1
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180 度に折りたたんである脚を開きます。
 

▼写真3

ウルトレックの準備 2
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尖端をねじってから引き延ばします。
 
▼写真4 ウルトレックの準備 3
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a の部分を調節すると、上に 148mm 引き延ばせます。
 
▼写真6 専用キャリーバッグが付属
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ウルトレック専用のキャリーバッグが付属しているので、カメラバッグに入れるときも、他の機材に傷つけにくくなります。

● 全高 1510mm が 278mm になる三脚!

 ウルトレックは、独創的なアイディアで、本格的な三脚を限りなくコンパクトにしたシリーズです。折りたためばカメラバッグにも収納できる 278mm ( UT-63Q ) という驚きのサイズを実現しているので、気軽に持ち運ぶことができるはずです。

 ウルトレックには、2013 年 3 月現在で、4種類の製品がラインアップされていますが、今回はフルサイズ一眼レフを載せても安心して使える UT-63Q を使って、モデルの渋谷真理子さんにマクロ撮影にチャレンジしてもらいました。

 

● ウルトレックの準備

 ウルトレックは独自の構造をしているため、折りたたんだ状態から使えるようにするまで、少しだけ変わった操作が必要です。写真2から写真4のような手順で三脚を開いて設置しますが、脚を伸ばすときは少しコツが必要です。それでも慣れてしまえば、とても便利に使える三脚であることは間違いありません。

▼写真5 全高 1510mm
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雲台の下部を引き延ばすと、日本人成人女性の平均身長程度の 1510mm まで全高を上げられます。撮影に十分な高さがあります。

■ 三脚の便利な使い方
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▼写真7 標準的な使い方
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UT-63Q を全高 1510mm まで伸ばせば、通常のアイレベル ( 目の高さ ) での撮影に、十分対応できます。
 

▼写真8
▼写真9

低い、または
段差のある場所で使うとき
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ウルトレックシリーズの開脚角度、各脚の接合部分にあるノッチを使って、3段階で調整できます。各脚で自由に設定できるので、段差がある場所や不整地などでも安定させられます。また、開脚角度を最大にすれば、地面にもっとも近い位置での安定した撮影ができます。

● 三脚の開脚角度を使いこなす

 ウルトレックシリーズに限らず、三脚を上手に使うには、「 脚 」 を正しく開くことが大切です。滑らかで水平な場所では、すべての脚を均等に伸ばして開き、写真7のように2本の脚を前に出して設置します。こうすると、撮影者の立ち位置が少し不自由になりますが、よりカメラを安定して操作できます。

 三脚を設置する場所が滑らかだけど水平ではない場所のときは、荷重がかかる側に脚を2本使うようにしましょう。つまり、上り坂のときは後ろに2本、下り坂のときは前に2本といった具合です。これもカメラをより安定させるための工夫です。

 設置場所が不整地だったり段差があるときには、写真8写真9のような脚の使い方をします。ウルトレック UT-63Q は、脚の接合部分 ( 写真8 ) にノッチがあり、これを使うことで3段階に脚を広げられます。写真8の前2本のように、もっとも開脚したときには、全高を地面近くまで下げられます。

 脚の高さを調節するときは、必ず太い部分を出して使うようにします。その理由は、三脚の脚は先端に近づくほど細くなりますが、細い部分よりも太い部分の方が当然ですが耐久性が高いからです。もっとも長くした状態から脚を短く調整するときは、先端から収納するように調整します。

 こうして撮影したのが写真10です。マクロ撮影では、オートフォーカスを使うと思いもしない場所にピントが合うことがあるので、マニュアルフォーカスが必須になります。そんなとき、最近のデジタルカメラでは、ライブビューで拡大表示させてピント合わせができるので、積極的に使うようにしましょう。そのときも三脚でカメラを固定しているとピント合せも楽にできます。

▼写真10 撮影結果
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ライブビューにして、拡大表示後にピントをマニュアルで合わせます。

 

■ 三脚を使うと面白い写真も撮れる
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▼写真11
▼写真12

2秒間の
超スローシャッターで撮る
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水を撮影するときは、三脚にカメラを固定して、シャッタースピードを2秒の長時間露光に設定すると、水の流れが表現できます。

● 超スローシャッターで動きを表現

 三脚はカメラを安定させる道具なので、スローシャッターで撮影するときは必ず使うことになります。スローシャッターで撮影するときは、室内や夜間などと、光が十分に当たらないシーンを思い浮かべるかもしれませんが、日中の屋外でスローシャッターを使うと、いろいろと面白い絵を撮れることがあります。

 たとえば写真11。これは3月下旬の午後4時に撮った、横浜は山下公園の池の写真です。まだまだ明るい時刻です。このシーンでカメラのプログラムモードを使って撮ると、絞り値 2.5、シャッタースピード 1/100 秒が適正露出だとカメラが教えてくれます。1/100 秒のシャッタースピードなら、十分に手持ちで撮影できますね。で、実際に撮影すると写真11になるのですが、何の変哲もない普通の写真になりました。

 さて、ここでカメラを三脚に固定して、プログラムモードからマニュアルモードに変更し、絞り値を 22.0、シャッタースピードを 2.0 秒に設定します。重要なのはシャッタースピードです。2秒という長時間露光に設定しているので、絞りは最大に絞って F22 にしていますが、それでも露出オーバーになってしまいます。なので、そこで待つこと1時間。夕方の5時を過ぎた辺りで、ちょうどよい暗さになったので、さきほどの設定でいざ撮影です。すると写真12のような絵が撮れました。どうでしょう、2秒間シャッターは開きっぱなしになっていますから、その間に池に浮いた桜が流れているのがわかります。また、後ろの水が白糸のように映っています。こうした面白い写真を撮るのにも、三脚が役だってくれるのです。

 

■ 次回予告
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▼写真13

次回は三脚で夜景と自撮り!?
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難しい夜景も、三脚があれば簡単!

■ 協力企業 ■
ベルボン株式会社

■ モデル ■
渋谷真理子

■ 著作 ■
スタジオグラフィックス
薮田織也
 さて、三脚の面白さと便利さが、少しでもおわかりいただけたでしょうか。もしあなたの周りに、三脚は暗いところで使うものと思っている人がいたら、日中の明るいところで使っても、面白く確実な写真が撮れることを教えてあげてくださいね。

 では次回の予告です。次回の 「 ウルトレックで楽しむ女子カメラ 」 は、三脚を使うシーンの王道、夜景撮影にチャレンジです。ただ夜景を撮るだけではつまらないので、自分も一緒に写っちゃいながら、夜景もキレイに撮れるテクニックもあわせてご紹介します。それでは次回をお楽しみに。またお目にかかりましょう。

 

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初出:2013/04/05 このページのトップへ
 
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