皆さま、カレーはお好きですか?
お好きですわよね。
この週末ゆきぴゅーは、以前偶然立ち寄ってその味に感動した王子にあるカレー屋さん『ムルギー』のカレーが無性に食べたくなって行ってきましたの。お誘いしたのは、ひさびさの登場となる札束とーちゃんの愛娘T美ちゃん。
こんなことでもない限りめったに来ることがない王子駅に降り立ったふたりはキョロキョロしながら駅前を歩いていました。
「そんなに美味しいの?そこのカレー」
「美味しいのなんのって!
甘くて辛くてスパイシーでさらっとしていてすごくやさしい味なんですの」
「よ、よくわからないけど美味しいことだけはわかったわ。
私カレー大好きだから楽しみ♪」」
そんなおしゃべりをしていた時ですの。パチンコ屋の前を通りかかった時に突然T美ちゃんが立ち止まりました。
「どうしたですの?
T美ちゃん。
まさかパチンコやりたいんですの?」
「ううん、これ見てたの」
指さす先にはCR宇宙戦艦ヤマト2というパチンコ台(?)のポスターが。
「??? T美ちゃんて宇宙戦艦ヤマト好きなんですの?」
「もう大ファンなの!プラモデル付きのTV DVD BOXとか、
とにかくDVDは全部買って持ってるの!」
「・・・へ、へぇ〜」
「実は私、初恋がヤマトなんだ、えへへ」
「え〜?!古代クンが初恋なんですのっ?!」
「ううん、ブラックタイガー隊の山本クン 」
「・・・???」
だ、誰ですの?山本くんて。
もしかしてこの子ってものすごいオタクなのかもしれませんわ。
と、T美ちゃんの意外な一面を知りながら、目的のカレー屋さん『ムルギー』に到着ですの。
「思ってたよりも小さいお店!」
「そうなんですの。たしかカウンター席が数席しか無いんですのよ」
入口のドアを開けると「いらっしゃいませ〜」とやさしそうなご夫婦の声がかかりました。数えてみると客席は5席のみ。こじんまりとしたアットホームなお店で、カレーのメニューも「ナシゴレン」、「ムルギーカレー」、「ミルキーウェイ」、「玉子入りムルギー」の4つだけなんですの。T美ちゃんは「玉子入りムルギー」、ゆきぴゅーは「ミルキーウェイ」を注文することにしました。
「そういえば宇宙戦艦ヤマトって実写で映画化されるんでしたわよね」
「そーなの!!!」
と、とたんに鼻息荒くなるT美ちゃん。
「でもその前に12月にアニメ版が公開されるよ」
「へー、そうなんですの。
っていうかT美ちゃんてリアルタイムで観ていた世代じゃないのに、
かな〜りマニアックなファンみたいですわね。いつから好きなんですの?」
「小さい頃にお父さんに連れられて映画館で完結編を観たの。
それがずっと記憶にあって、中学生くらいになった時にビデオを借りて観直したら、
それからハマっちゃったんだよね」
「そうだったんですの。
そういえば実写版はキムタクが古代クンやるんですわよね。
森雪はどうなったんでしたっけ?エリカ様?」
「結局、黒木メイサになったみたい」
「へー。艦長さんは?」
「山崎努、だったかな」
「じゃ古代クンのお兄さんは?」
「堤真一!」
「あとは、、、あっ、佐渡センセイは?」
「高島礼子」
「えっ?高島礼子?
佐渡センセーってたしか頭ハゲてるオヤジじゃなかったですの?」
 |
玉子入りムルギー |
 |
こちらが「ミルキーウェイ」生クリームで天の川を演出 |
 |
| ヤフオクで落としたというT美ちゃんのパンフレットコレクション |
「でもなぜか女性なんだよ」
「高島礼子が一升瓶持ってお酒飲む
ですのー?」
なーんて話をしていたらカウンターの向こうから「はい、おまちどうさま」と待ちに待ったカレーが出てきました。
「わぁ〜、ご飯が面白い形!」
そうなんですの。ここのカレーは大きなお皿にご飯がとんがり山のように高く盛られていることが特徴なんですの。
「いただきまーす」
一口食べたT美ちゃん、
「うん、美味しい!
たしかにゆきぴゅーの言った通り、
甘さも辛さもあって
且つスパイシーで、
さらっと食べやすいカレーだね」
「でしょ?」
あっという間にぺろりと平らげた二人。
食べ終わる頃、出される温かいチャイもうれしいサービスなんですの。今度はもう少し辛さアップしたムルギーカレーに挑戦してみようと思いますわ。
さて、頭の中はすっかりイスカンダルへワープしてしまったらしいT美ちゃん、
「ねぇ、ゆきぴゅー。
今からうちに来て
DVD一緒に観ようよ!」
と半ば強引に連れて行かれたゆきぴゅー、その日は劇場版全5作をぶっ続けで鑑賞という中秋の名月の夜だったのでした。
ちなみにT美ちゃんの初恋の人山本くんもちゃんと見ましたわ。っていうか、ワンシーンしか出てないじゃないですのー。
それにしてもゆきぴゅーの周りってなんでこうも濃ゆいヲタクばかりなんですの〜?!
|