けれど皆さん、なぜかいつになくテンションが低いようなんですの。
それもそのはず、空を見上げると、今にも雨が降り出しそうなお天気で、気温も20℃を下回る肌寒〜い陽気だったからですの。
「さ、さむいんですケドっーーー!」
「ホント!フリース持ってくればよかった!」
「ここ山沿いだからさらに寒いですよね」
「なんかビアガーデンって雰囲気じゃないわ〜」
「ビールっていうより熱燗が欲しい感じっす」
「ゆきぴゅー、もうちょっと早く声かけてよ〜!せめて半月早く!」
「風邪ひきそ〜!」
口々に好き勝手な文句ばかり言うメンバーに、
「さぁ、みなさん。頑張って頂上まで歩くですわ!
登山した後ならきっとビールも美味しいですわよ!」
と渇を入れるゆきぴゅー。
そうですの!まずは恒例の高尾山登山ですの!
残念ながら目指そうと思っていた6号路は先週の大雨で登山道が崩れてしまったらしいので、去年と同じ1号路を歩くことにしました。木に覆われた薄暗い登山道はひんやりとしていて足取りも重く、より一層テンションが下がっていきます。それでも30分ほど歩いて、ケーブルカーの乗り場周辺に着く頃には体がポカポカして背中に汗をかくほどになってきました。
「じゃここで少し休憩するですわ。
そういえばセレブ、今日はあのTシャツ着てきてくれたですわよね???」
「あっ、あ、アレね。バ、バックの中に入ってるわ」「じ、じつは私もバックの中に、、、」
「着てくれないと意味ないじゃないですの!」
・・・と、ここで説明しますと、そのTシャツというのは、ゆきぴゅーがこの夏、版下代に3万円をつぎ込んで作った『海底人イキプーTシャツ』(※)なんですの。鮮やかな黄色地に赤いプリントでフロントに「イ」の文字をあしらった斬新なデザイン。
24時間TVみたいだとか愛は地球を救っちゃいそうだとか影で言われていますが、とてもステキな仕上がりだとゆきぴゅーは満足していますの。量産する前にモニター用として作った数枚のうち、セレブとさやかちゃんにプレゼントして、“ぜひビアガーデンの日に着て来てね♪”とお願いしていたというわけです。
「わ、わかったわよ。ビアガーデンの時に着るから。着替えればいいんでしょ、着替えれば。
それにしてもこの“イ”の文字、もう少し小さく出来なかったのかしら?まったく・・・・」
セレブがぶつぶつ文句を並べ始めた頃、背中の汗がひいてきたのか、とたんに寒くなってきたので、再び歩き出すことにしました。
目指す頂上はもうすぐですの。
そして20分後。今年も無事、高尾山登頂を果たした一行は、いつもの茶屋でかき氷、、、、とはさすがにいかず、ゆきぴゅーが差し入れで持って行った南屋製菓店のおやきを食べて一服いたしました。
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寒くてもビアガーデンに来たからには
やっぱりビールで乾杯 |
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食べ放題バイキングは盛りつけられた
お皿で性格がでますわね |
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寒い中、Tシャツ一枚になって記念撮影。
あやしい黄色い集団 |
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著書にサイン中のとよけんこと
豊田堅二氏 |
そして来た道を再び20分ほど下って、いよいよ本日のメイン、ビアガーデン会場に到着ですの。
「なんか今年はいつになく
おでんコーナーが混んでますね」
「ホント!こう寒くちゃビールも進まないわ
焼酎のお湯割とかないのかしら」
そう言いながらぶるぶる震えるセレブY澤。
ビールを2、3杯飲んだあと、さすがに体が冷えてきたのか、ついに、
「もうこんなに寒くちゃ仕方ないわ。
Tシャツ着てやるわよ!」
とあんなに嫌がっていたイキプーTシャツに袖を通し始めましたの!
それを見ていたさやかちゃんも、
「わ、わたしも!この寒さ、
着ないよりはマシだよね」
と、あくまでも暖をとるためだということをアピールしながらも着て下さったんですの。
2人ともとってもお似合いですわ〜!
案の定、周りのお客さんからはジロジロと振り向かれていましたが、ナゾの黄色いTシャツ軍団のテンションはこれで少しだけ上がったような気がしたのでした。と、その時です。
「あ、あのぅ。ゆきぴゅーさん。
イキプーTシャツの宣伝もいいんです
が、私の本の紹介も
ぜひお願いしますね」
そういってとよけんこと豊田氏がリュックの中をごそごそさせながら一冊の本を取り出しましたの。
「あっ、そうでしたわね!」
すっかり忘れていましたが、実はとよけんさんはこの夏『デジタル一眼レフがわかる』(※)という本を出されていて、今日はその宣伝を兼ねて参加されていたんですの。
「“ゆきぴゅーさん江”って書きましょうか。
ペンも持ってきましたから」
と準備万端。スラスラとサインを書きながら、ちゃっかり他の人には、
「みなさんはアマゾンで買って下さいね」
とニッコリ営業をしていらっしゃいました。
そんな頃、とうとうぽつりぽつりと雨があたってきてしまいましたの。
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こんな時期でも結構賑わっていた
高尾山ビアマウント |
また来年ですの |
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毎年帰りに乗る日本一急勾配の
ケーブルカーはスリル満点。
酔っぱらいばかり乗っています |
時計を見ると、ちょうど時間制限の2時間が経つ頃でした。
「じゃそろそろ退散しますか」
「お疲れ様でした〜!」
「こんどはもっと
ビールが旨い時期に来ましょう!」
「ではまた来年♪」
こうして終わった今年の高尾山ビアマウント。
もちろん幹事のゆきぴゅーが学んだ教訓はただひとつ、
「ビアガーデンは8月に企画するべし!」
ゆきぴゅー キーワード |
※海底人イキプー
ゆきぴゅー原作のキャラクターのひとつで“愛とエコロジー”がテーマの壮大な海のストーリー(になる予定)のマンガ。
※『デジタル一眼レフがわかる』
豊田堅二氏著。銀塩からデジ一までカメラのしくみや歴史がとってもわかりやすく書かれていると評判です。ぜひぽちっと一冊どうぞ。ちなみにタダで頂いたくせにゆきぴゅーは現在第一章で挫折中。
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