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メル友のオリンパス開発企画グループの I さんから突然こんなメールがありましたの。
「ゆきぴゅーさん。今週末、高尾山で春のお祭りがあるらしいんですが
ご一緒しませんか。その時に21日に発売になるウチのE410を持って
いきますので、よかったら使ってみてくださいね♪」
これって新しいカメラを使わせてくださるってことですわよね。
まるで写真家センセイにでもなった気分ですわ。
ところでE410ってどんなカメラでしたっけ、、、って、こんなゆきぴゅーにも貸してくださるというのですからありがたいお話、もちろんお受けすることにしたんですの。
「もちろん、行きますわ!E-410楽しみですわ〜」
調子のいいお返事をした後で、いそいそとオリンパスのサイトをチェックしたゆきぴゅー。
「へぇ〜世界最小、最軽量のデジタル一眼なんですのね〜」
なんだかとっても楽しみになってきましたわ。
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| ケーブルカーが混んでいたので二人乗りリフトに乗りましたの。 |
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| ほら貝の音色が山に響きますの。 |
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| かわいいお稚児ちゃん。でもちょっと緊張気味ですわね。 |
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| これは、和尚さんから頭に法水をいただく灌頂(かんじょう)という儀式なんですの。やさしく賢い良い子になるという願いが込められています。 |
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| この姿、次回はビアガーデンで! |
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| おでんとビールごちそうさまでした。 |
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| 高尾山はすっかり新緑の季節ですの。 |
そして日曜日。京王線高尾山口駅で待ち合わせしたIさんが持ってきたE-410は、
「ボディに標準レンズを付けると、
ちょうど文庫本に乗るサイズなんです」
というだけあって、本当に小さくて軽いんですの。
「これはまさにゆきぴゅーサイズ
ですわね」
「そうなんですよ、女性に持って
もらいたいデジタル一眼なんです。
ゆきぴゅーさん、なかなかサマに
なってますよ」
さっそく渋いこげ茶色のストラップを首からかけていざ出発ですの。
ひんやりした空気の中、二人乗りリフトは高尾山中腹の展望台めざしてゆっくりと運んでくれました。
「春のお祭りって何をやるんでしょうか?」
「なんでも稚児行列があるみたいですよ。
あとは和太鼓とかちょっとした時代
行列みたいなものも。
ゆきぴゅーさんてこういうイベント
お好きでしょ。
だから誘ってみたんですよ」
そこから稚児行列のある薬王院までは、歩いて20〜30分ほど。そういえばここは去年、セレブY澤と来たビアガーデン『高尾山ビアマウント』がある所ですわ。
「このビアガーデンは夏、最高ですのよ」
すると、一瞬Iさんの目つきがキラリ〜ンと変わったのをゆきぴゅーは見逃しませんでしたの。
「えっ?!ビアガーデンですかっ?!」
「ま、まだ4月ですからやっていませ
んわよ」
「・・・そうですか(←遠い目)」
(も、もしやこの人もセレブY澤と同じく、ミネラルウォーターがわりにビールを飲む人ですの?そういえば以前かなりの酒豪だと聞いたことがあるようなないような・・・)
「ではこの夏はぜひビアガーデンに
来ましょうよ、ゆきぴゅーさん」
「そ、そうですわね」
さてお祭りのほうは、地元中学生のブラスバンド部の演奏が始まって、ほら貝を吹きながら山伏の格好をしたおっちゃん達がぞろぞろと歩き始めました。沿道はいつの間にか大勢の見物客でいっぱいです。行列の最後は、赤や青に着飾った可愛らしいお稚児さん達が父兄に手を引かれながら新緑の参道を練り歩きました。そのほほえましい姿に、沿道のカメラマンからたくさんのシャッターが切られていましたの。
とりあえず目的を果たしたふたり。
「さてこれからどうしましょうか、
ゆきぴゅーさん」
「せっかくここまで来たので頂上まで
行くですわ」
「そうですね、そうしましょう♪」
頂上といっても、そこからほんの15分も歩けば到着ですの。去年セレブY澤と入ったお茶屋さんで休憩をすることにしました。たしかこのお店のかき氷が絶品だったんですのよ、思い出してきましたわ〜。
「 I さん、ここのお店のかき氷が
すご〜く・・・」
「とりあえず、ビールでいいですよね、
ゆきぴゅーさん」
「え、ええ、、、」
「すみませーん、生中2つと、おでん
2つ〜。それから、、、」
毎晩新橋の居酒屋でこんな調子でやっているかのように注文する I さんは、ほっと一息ついたのか、徐々に本性を出し始めましたの。
「実は私、昼間のビールがなによりも
好きなんです〜(ぐびぐびぐび・・・)
あぁ〜生き返りますぅーーー」
こ、これはどこかで聞いたことのあるセリフ、、、。そうですの、セレブY澤の口癖ですわ。やはりこの人も同類種なんですのね。
I さんがいいぐあいにデキ上がったところで、そろそろ下山することにしましたの。
「 I さん大丈夫ですの?歩けますの?」
「だいじょ〜ぶれすよぉ〜、これくらい」
と言いつつ、足元がふらついていますの。
「で、でも山道の下りですわよ。
そんなフラフラで大丈夫ですの〜。
崖から落ちないようにちゃんと後ろ
着いてきてくださいませね」
「どこまでもついていきまぁ〜っす!
イェ〜イ♪」
イェーイって、、、。
そんなに調子に乗ってると、崖から落ちますわよ。ま、その時はすぐそこの八王子のオリンパスさんからどなたか援助に呼ぶですわ。こうして去年はセレブY澤と歩いた6号登山道を、今年はまた別の酔っ払いと歩いて下ったのでした。無事下山すると
I さんは、
「あたしったら膝が笑ってますぅ〜。
はっはっは。今日はとってもたのひぃ
休日でした〜。夏はぜったいにビアガーデンにいきまひょーね!ぜったいですよぉ」
ちょっと心配でしたが、そんな酔っ払いとお別れしたゆきぴゅーは、帰りの電車の中で、E410をそのまま持って来てしまったことに気付きました。
( I さんたらすっかりカメラのこと忘れちゃっているんですわ。しめしめ。このままタダでもらっちゃうですわ〜)
しかし、月曜日の朝一番、こんなメールが届いたんですの。
「おはようございます。きのうはお疲れ様でした。実は私、頂上付近から記憶が
ないんですが、何か失礼なことしてないですよね〜?!深〜く反省しております。
PS:ところで、、、カメラ、ゆきぴゅーさん持ってますよね?
すみませんが私宛にご返却くださいませ」
そして続けざまにもう一通。
「夏のビアガーデン、
今から楽しみです、ルン♪」
この分だとゆきぴゅー、
今年は高尾山に何回か登ることになりそうな予感ですの。
ルン♪
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