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  ■傾いている画像を簡単に補正するには
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●レタッチ操作の流れ

 ここでは、以下の機能を使って補正します。

  ものさしツール
  カンバスの回転 − 角度入力

 レタッチの流れは、以下の通りです。

1.
傾いた画像を開き、[ものさしツール]を用意する。
2.
[ものさしツール]で傾いた直線をなぞる。
3.
[カンバスの回転]で[角度入力]を選ぶ。
4.
[カンバスの回転]ダイアログで[OK]ボタンをクリックする。

 

●レタッチのポイント − [角度入力]

 このレタッチでキーになっているのは、[カンバスの回転]の[角度入力]です。この機能は、カンバス自体の回転させる角度を「数値」を使って指定できるものです。ただ、回転させたい角度が前もってわかっている場合は簡単ですが、傾いている画像を何度回転させれば水平(または垂直)になるかは、見た目では判断できません。

●[ものさしツール]を使うと角度が自動入力

 画面2のように、[ものさしツール]を使って、傾いている画像の水平にしたい直線をなぞります。この直後、画面3のように[カンバスの回転]を実行すると、水平(または垂直)にするために必要な「角度」が、自動的に決定されます。後は、[OK]ボタンをクリックするだけで、画像の傾きは補正されます。

●[編集]-[変形]-[回転]でも応用できる

 このテクニックは、[編集]メニューの[変形]-[回転]でも応用できます。但し、[回転]が使えるのは、[背景]レイヤー以外のレイヤーに対してのみです。

●関連ティップス

[ものさしツール]
[カンバスの回転]

[角度入力]

  操作1 ★クリックで拡大  
▼画面1 ものさしツールを用意する
Clickで拡大
▼画面2 傾いている直線をものさしツールでなぞる
Clickで拡大
▼画面3 カンバスの回転
Clickで拡大
▼画面4 傾きが補正された
Clickで拡大
初出:2004/09/01
文: 薮田織也
 
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