さて、この初心者向けスナップ講座も特別編に入って露出調整を攻略。
今や中級者へと驀進中!!
骨太な「新・女性の撮り方講座」へステップアップする最後の段階となりました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
●露出補正は難しい、だからこそツールは使い倒したい
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<写真A>
露出オーバーの写真とそのヒストグラム。全体に分布が右側に偏ります。また、相対グラフなので、右端の大きな数値によって全体の山が低くなる傾向にあります。 |
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<写真B>
窓からの明るい光を受けて自動露出が錯綜し、極端に露出アンダーの写真になった例です。左側にグラフの分布が偏っています。しかし、窓の部分は白飛びしているため、右端にも山があります。 |
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前回は、適正露出に設定できたかどうか自信がないときや、いろいろと露出を変更して撮っておきたいときに便利なAEブラケティングを勉強しました。今回は、適正露出を判断するひとつのツール「ヒストグラム」を勉強しましょう。
露出補正(露出調整)ができるようになると、露出の設定ミスによって写真が台無しになるリスクが伴うということは既に解説しましたね。大切な光の加減、どのように適正露出を判断していけばいいでしょうか?
もちろん、撮影するときには自分のイメージがあって、その通りの写真にできるだけ近づくように頑張って撮影するわけですが、デジタルカメラに内蔵されたちっちゃな液晶で確認するには限界があります。それでも銀塩フイルム式カメラの場合は現像するまで解らないので、それと比較するとちっちゃな液晶で確認できるだけでも、信じられないくらい便利さを感じるものなんですが・・。
そこで参考にするのがヒストグラムです。ヒストグラムにはいろいろな使い方がありますが、ここではEOS Kiss Digitalのヒストグラム表示を使って、どんなことが解るのか、初歩的なところを解説したいと思います。
●ヒストグラムってなんだ?
ヒストグラムについては、私のコラム「デジカメPopEye」の第10回 ヒストグラム入門で既に詳しく解説しています。「分布を調べる度数分布図のこと」です。デジタル画像をヒストグラムで表わすということは、横軸に明るさ、縦軸に明るさごとの画素数の積み上げ、を表示します。それによって、画像の明暗の傾向を山なりのグラフで示すことになります。テキストで書くとなんだかよく解りませんよね。つまりこういうことです。
「白飛び」と「黒潰れ」はレタッチで補正しようがないので、基本的には「悪」とされています。まずはこれをチェックしましょう。
1枚、写真を撮る・・撮ったらヒストグラムを確認して「白飛び」と「黒潰れ」がないか確認・・白飛びしていれば露出設定を少しアンダーに、黒潰れしていれば露出設定を少しオーバーにすれば、めでたしというわけです。これがヒストグラムの使い方のひとつです。
●まずは右端と左端に注目しよう
写真A、Bとそれに対するヒストグラムを見て下さい。ヒストグラムの右端が表現できる最も明るい点(つまり真っ白)、左が暗い点(つまり真っ黒)です。つまり、露出オーバーだと全体が明るくなるため、ヒストグラムの分布は右側に偏ります。右端は純白、または白飛びしていることになります。逆に露出アンダーだと全体が暗く、ヒストグラムの分布は左側に偏ります。左端に山がある場合は黒潰れの可能性が高いことを意味します。
すなわち、前述した白飛びと黒潰れのチェックは左右の端に山があるかどうかで確認できます。最初の一歩はそんな感じで始めればよいと思います。
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