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初心者向けスナップ講座
最後の旅:光と構図のまとめ
〜 スナップ撮影からのステップアップ02〜
 

最後は「まとめ」を兼ねて
大雑把でもいいから、光を読もう
構図で遊ぶ、楽しむ
顔アップの写真にチャレンジ
 
>>「はじめに」と「ご挨拶」はコチラ
 

2004/12/29

 

■体系的に学び直す
    デジタルカメラのしくみ


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Model : 藍 海夏
写真 : 神崎洋治
 
■最後は「まとめ」を兼ねて
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●光と構図を振り返って・・アップもいきますよ

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<写真A>
小物、お店のライト、そして笑顔・・日常に普通にあるものだけでも、実はカラフルな写真を撮ることができます。(この写真には多少のレタッチを施しています)
(モデル:藍 海夏)

 右は、望遠レンズを装着したEOS Kiss Digitalで撮影した藍海夏。モードは簡単撮影ゾーンの「スポーツモード(ストロボを禁止)」です。より背景をボカして人物を浮き出す写真を狙っています。ストロボを禁止した分、手ぶれには十分な注意が必要になります。また被写体が早く動いてもブレた写真になってしまいますので、あまり激しく動かないようにお願いしてシャッターを押します。

「EOS Kiss Digitalで撮る!超初心者とオヤジのためのスナップ撮影講座」もいよいよ最終回。
今回は前回に続き、スナップ撮影の基本テクニックをまとめて振り返ってみましょう。今回は最後なので、写真をいろいろとアップします。さぁ、ステップアップのための片道切符を拝見・・。

 

 

■大雑把でもいいから、光を読もう
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●光の向きは4種類

  写真のポイントとは、すなわち「光」です。像を焼き付けるのが光ならば、その像の善し悪しを決めるのも光です。撮影するときにモードダイアルや構図が気になりますが、真っ先に光を読むことが大切です。光には、とどのつまり4つの向きがあります。

 被写体の
・正面から当たる光(順光)
・背面から当たる光(逆光)
・真上から当たる光
・斜めから当たる光
 です。

 晴天の日中の場合、初心者が好きなのは順光なんですが、晴天ではくっきりと出る影に悩まされます。上手に撮るには逆光がお勧めです。真上と斜めからの光できれいに撮るのは難しく、黒々と影が現れる場合は、レフ板やフラッシュ発光などで、影を薄くしたいところです。

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<写真B-1>

●写真B-1
 芝生に座った藍海夏を逆光で撮りました。
 逆光は被写体の輪郭を浮きだたせ、時にとても綺麗なラインを作ります。また、髪の毛を輝かせてくれる効果もあります。この写真も逆光のお陰で顔や髪の毛の輪郭が輝いています。逆光の問題はやはり被写体が暗くなること。そんなときはストロボを使って光をあてることで被写体に明るさを与えることができます。もちろん、ロケならレフ板、アシスタントがモデルの周りを囲んでゾロゾロゾロなんて光景ですね。
 この写真でもストロボを発光させています。EOS Kiss Digitalの簡単撮影ゾーンでは、ストロボ発光の有無はカメラが決めるので、できれば応用撮影ゾーンにして、自分の意志で発光するかどうかをコントロールしたいところです。
 構図のことも既にお話ししましたね。3分割法で被写体を右に配置しました。3分割法なら、ある程度の空間ができて、写真に拡がりが生まれます。

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<写真B-2>

●写真B-2
 木陰で光を変えて撮りました。
 左はストロボなし、中央はストロボ強めに発光、右はストロボ弱めに発光しました。左は暗すぎ、中央と右は好みに分かれるところですが、白く撮って欲しい願望からか女性には中央が好まれる傾向にあるようです。しかしながら、中央は光が強すぎて影が消えて凹凸の目立たないノッペリとした顔になりやすいので注意が必要です。
 実際には適度の影を付けるために適度の光を制御する、その加減が重要になってきます。光るか光らないか、明るいか暗いかではなく、どれくらい明るいか、明るくするかの調整を意識するようになれば初心者は卒業、かもしれません。 ストロボ発光がカメラ任せの簡単撮影ゾーンでは自ずと限界があると言うものです。

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<写真B-3>

●写真B-3
 極端な例ですが、同じ場所で、同じ時間に撮った写真です。左は簡単撮影ゾーンでストロボが自動発光した写真です。ポートレイトやマクロモードしか使わない人の写真はこうなってしまいます。右はスポーツモードやストロボ発光禁止モードでストロボ発光をしないで撮影したときに得られる写真です。簡単撮影ゾーンでも、セットするモードによってストロボの発光を制御できます。第一回でやりましたね。


■構図で遊ぶ、楽しむ
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●座ったモデルの構図

 このスナップ講座の前半では、撮影テクニックよりもすぐに活用できるポージングや構図の基礎知識を解説しました。覚えていますか。女性がスタイルよく見えるポーシングと構図(八頭身わざ?)の詳細は第二回あたりを振り返って頂くとして、ここではおさらいを兼ねて・・・

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<写真C>

写真C
 座っている写真でも脚は長く見せたいもの。このアングルでのポージングのポイントは足の甲です。年の功より足の甲(意味不明)、足の甲を伸ばすのは忘れずに・・(笑)。きれいなスタイルを演出するように心がけましたが、このポーズだと、どうしても顔が大きめに見えてしまいます。
 逆光にして、ストロボを発光しています。

 

 

 

 

 

 

 

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<写真D>

写真D
  ちょっとした変更をしています。顔の向きを変えて、アゴのきれいなラインが出るようにしました。顔のサイズのバランスも良くなりました。
 更に初心者には難しい かもしれませんが、現像パラメーターの「色合い」をマイナスにセットし、赤みを出しています(EOS Kiss Digitalのマニュアルで現像パラメーターの設定方法をみてください)。「色合い」の調整で、写真全体の赤みを強めることができます。被写体が日本人(黄色系人種)の場合は赤みを出した調整にすると健康的に見える傾向にあります。

 

 

 

 

 

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<写真E>

写真E
 逆に構図で遊んだ写真です。広角(18mm)にして寄って撮って、ものすごい顔デカに演出してコミカルな写真を狙いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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<写真F>

写真F
 広角にセットして、伸びてもらえば八頭身も夢じゃない?
 女性にとっては一番喜ばれるポージングとアングルかもしれません。小顔で足長に見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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<写真G>

写真G
 座りポーズならカメラの視点を低くして、こんな構図でもスタイル良く演出できます。ストロボ発光なし、暗かったのでレフ板を使用しました。
この講座では、一般の人が持ち歩かないレフ板はなるべく使わないで撮影しました。ただ、レフ板を使ったときとの違いも知って貰いたいので、この写真をあえて、紹介しておきます。

 

■顔アップの写真にチャレンジ
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●日の丸構図と3分割法構図を考える

 スナップ撮影ではあまり使いませんが、女性の顔アップ写真はカメラマンのメッセージを伝えるには最適なもののひとつだと思います。モデルが一般の人なら、あまり撮られる機会もないでしょうから、現像(印刷)してプレゼントすると喜ばれるかもしれません。
 顔アップの写真では日の丸構図になりがちです。しかし、日の丸構図がダメ、と言われているのはウェストアップやバストアップなどで、なんとなく配置したスナップ撮影の場合です。むしろ日の丸構図でいい感じが得られないときは、そのまま顔アップにするとそれだけでいい構図になります。更に寄ると、今度は顔のどの部分にピントを合わせるかがメッセージになります。通常は目が多いようです。目は2つありますので例のように横や斜めに向いた写真ではどちらの目に合わせるか、考えることも必要です。

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<写真H>
藍海夏のアップです。いわゆる日の丸構図です。
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<写真I>
むしろもっと寄るとメッセージが生まれてきます。55mm、応用撮影ゾーン、強制ストロボ発光。
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<写真J>
更に3分割法で被写体を配置する構図にしました。
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<写真K>
顔のアップ構図で迫力のアイドル写真(?)に挑戦。

さあ、これで私の講座はおしまいです。
思うままに書き綴りましたが、参考になったことがあればとてもうれしいです。次は、実際にカメラを持ってシャッターを押す、あなたの番です。
今までと少し違った気分で、今までより少し増した写真への興味で、たくさんのシャッターを押して下さい。

2004年も残すところ、あと僅か・・・。皆さんにとってはどんな年だったでしょうか。本年もご愛顧頂き、ありがとうございました。
また、この講座と藍海夏を応援してくれた読者の皆様、短い間でしたが、本当にありがとうございました。

>> 特別編 に続くことになりました

 
 
 
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