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2回めの旅:
女性を美しく撮るカメラアングル(全身編) |
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| ■カメラアングルでプロポーションが違って見える不思議 |
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<写真A>
失敗例です。よくあるスナップ写真ですね。どこがNG写真なんでしょう?
実際には改善が必要な点がいくつもありますよね。 |
| モデル:藍 海夏 |
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前回、最初の旅は如何でしたか? 第一回ということでかなり増量してお届けしました。二回目からは少し急ぎめで進行しましょう。
●女性の魅力はアングルしだい?
女性を撮るときに気を配りたいことはなんでしょうか。そうです、できるだけ美しく見えるように撮ってあげることですね。今日の議題はプロポーションよく撮る方法。カメラ位置やアングル、ズームによって変わる撮影術とポージングを解説します。気付けば簡単なことばかりです。ぜひ、実践してみて下さい。
モデルが誰であっても欠点を隠してできるだけ偽る・・これがデジタル写真のモットーです・・・これは言い過ぎ(笑)。日本人は欧米人と比較して頭が大きめで短足だと言われます。カナシー。こんな現実を吹き飛ばしましょう。
スタッフの私が言うのもなにですが、みなさんと一緒に、いまスナップ撮影術を旅しているモデルの藍 海夏はとてもキュート。表情も豊かで可愛いのですが、そんな藍海夏も、もっともぉ〜っと美しく撮ってあげると喜びますよね。コレ当然。ちょっとしたことでも藍海夏がいろいろ変わって見える、アングルやポージングの不思議を見ていきましょう。
●まずは失敗例…
では、作例で解説していきましょう。まず写真Aを見て下さい。よくあるスナップ撮影ですね。どこがNG写真なんでしょう? こんな失敗例の写真でも藍海夏を撮るとそれなりにサマになっていたりして?(汗;)。
賢明な読者の方はお解りだと思いますが、実際には改善が必要な点がいくつもありますよね。
最初に気付くのは、藍海夏の頭の上から高層ビルがニョキニョキっと生えていることですよね。いわゆる串刺し写真で、とても見栄えが悪いです。こういう構図は避けなければいけません。串刺しは今回のテーマではないのですが、面白いのでオマケで撮っておきました(笑)。閑話休題。
本題に入りましょう。改善したい点は次のとおりです。
1.ポージング
身体を真っ正面に向けている。
2.撮影術
ワイドで撮影している。
カメラアングルが悪い。
スナップ撮影にあるよくある光景、「はいっ、撮るよー」といってニッコリ笑ってパチリ!! いわゆるニコパチ、そんなときはたいてい写真Aのように真っ正面に身体を向けたポージングで撮影してしまいがちです。コレ実はずんぐり見える典型です。藍海夏のきれいなプロポーションを活かした撮り方とはいえません。更に、写真Aではずいぶんと頭でっかちに見えます。藍海夏より身長が高い僕が、私の目線から撮影したため見おろすようなカメラアングルになっています。更にズームをワイド(広角)側で撮影しているため、上下が伸びたような写真になり、余計に頭でっかちで短足・・バランスの悪いプロポーションに演出されてしまったのです。これでは藍海夏も可哀相ですね。 |
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●撮影術で小顔にできる
<写真B>
ズームを望遠側に動かして撮影。頭の大きさ、顔つきや体型などが違って見えることに気付きますか? |
| モデル:藍 海夏 |
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まずはワイド側で撮影している点を改め、ズームを望遠側に動かして撮影してみましょう。ズーム側に動かした分、被写体が大きく写るので、カメラマンは後ろに下がって撮影します。
それが写真Bです。写真Aとはずいぶんと違った写真になりました。顔が少し小さく見えて足も伸びた感じです。え? それより背景の感じが変わったって? そうですね。ワイド側で撮影した場合と望遠側で撮影した場合では、背景の大きさや写る範囲がかなり変わってきます。必然的に串刺しも解消されていますね。
「レタッチで顔を小さくするからいいや」なんてハリウッドのようなことはいわないでね。カメラの高さで顔の大きさが調整できます。これも気が付けば簡単なことですが、カメラ位置を下げて下から撮った方が顔は小さく見えて写ります。私のような長身でハンサムなカメラマンの場合、普通に立って目線で撮ったのではどうしても見おろすカメラ位置になり、実際のモデルの顔より顔デカに見えてしまいます。ですから腰をかがめて実際よりやや低い位置から撮影するようにします。 |
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●人物メインの写真では斜めに向いてスラリと
<写真C>
カメラアングルを少し下げて、身体を斜めに構えてもらった写真です。正面よりスラリと見えるから不思議です。 |
| モデル:藍 海夏 |
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背景はどうであれ、昔あった「Yellows」じゃあるまいし、いやいやレントゲン写真じゃあるまいし、真っ正面から撮ると平たい正直な体型が出てしまうわけです。人によってはとんでもない写真になってしまいます(失礼、あわわ)。その点、モデルはもちろん、レースクイーンやコミケのお姉さんは実に心得たもので、カメラを向けた途端に素早く身体をねじって斜めにポージングしますよね。あれにはちゃんと理由があって、美しい撮られ方を知っているわけです。
写真Cはカメラの視点を少し下げて、身体を斜めに構えてもらったポージングの効果を示す写真です。正面で撮ったときよりスタイルが細く見えるでしょう。望遠側で撮ると実際のプロポーションに近い像になります。 |
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●アングルとポーズが良ければワイドもOK
<写真D>
身体を斜めに構えてもらい、カメラ位置を下げてワイド側で撮ったところです。背景の変化もわかります。ダイナミックなラインと相まって、少しスラリと見えませんか? |
| モデル:藍 海夏 |
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ワイド側のズームで撮るのが"悪い"というのではありません。写真Dは身体を斜めに構えてもらい、カメラ位置を下げてワイド側で撮ったところです。背筋を伸ばしたのかな?とかんじますよね。
また、ズーム側からワイド側に変えると背景の見え方もずいぶんと変わります。背景の拡がりがダイナミックで、そのラインと相まって、よりスラリとして見えませんか?
少し照れ笑いの表情もかえっていい味になっています。 |
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今回はカメラアングルとポージングで同じモデルが違ったプロポーションに見える話をしました。次回は更に飛躍して下の写真Eにある、モデル風ポージング(左)までいっちゃいます。一般のスナップではちょ〜っと不自然かもしれません(笑)が、左右を見比べるとプロポーションの見え方の違いがよくわかるのではないでしょうか。
それから今回はズームのワイド側と望遠側でも違って写ることも解説しました。
次回も引き続き、全身撮りのポージングを研究します。お楽しみに。
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<写真E>
ポージングとカメラアングル(撮影術)でプロポーションはこんなに変わって写ります。 |
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最後にオマケで、撮影中の藍海夏の表情です。
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| モデルの藍海夏です。良い撮影例でも悪い例でも明るく対応してくれました。 |
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| オマケ画像は簡単美肌15秒レタッチで加工してあります。やり方は後日・・ |
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| モデル風ポージングで思わず照れ笑い。リラックスした表情です。 |
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