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写真レタッチ講座
第28回 素敵な壁紙を作ろう <6>
〜 水面の映り込みを作ろう 〜 2004/06/23
 
琢磨おめでとう〜!
水面への映り込み画像を作る サイド部分
水面への映り込み画像を作る フロント部分
水面への映り込み画像を作る 佑紀ちゃんの脚
映り込みを薄くしてフェラーリの影を作る
映り込み画像を[波形]フィルタでゆらす
水面の波紋を作る
ヘッドライトに光を!
お別れの挨拶

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  ■琢磨おめでとう〜! ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

紹介しているTIPS
コピースタンプツール

●いよいよ最終回!

ところで薮田さんっ!! な、なにさ。どうしたのさ!
F1よF1、アメリカGPでBARホンダの佐藤琢磨がとうとう3位表彰台に立ったわねぇ!

い、いきなりF1の話かい! でも琢磨、良かったねぇ。嬉しいだろうねぇ。俺も嬉しい。俺、琢磨のことF3の時から応援してて良かったよ。ホント。次はポディウムの真ん中だね。
それにしても琢磨のおかげで今年のアメリカGPはもちろん、レースそのものが面白くなったよねぇ。琢磨の走りはジル・ヴィルヌーブやナイジェル・マンセルみたいだもんね。優等生気質が蔓延した最近のF1で唯一光った存在だよねぇ〜。琢磨は。

誰よ、ジルビルヌルブルって。それにしても。F1の話になるとよくしゃべるわねぇ…。この調子で本題に入って頂戴ね。最終回なんだからさ!
……………。
始めろー!

▼画面1
水面への映り込みを
[ スタンプツール ] で作る
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●ペースアップで行きます

本当はさ、後、もう一回欲しいところなんだけど、留美さんが無理やり最終回にさせるから、今回は今までにないスピードで進めるよ。
だったら余計なこと話してないでさっさと始めなさいよ。
自分が振ったんじゃないかぁ……。
さぁさぁ、今回は何するのよ。
まずはフェラーリと佑紀ちゃんの画像の水面への映り込みを作るんだ。
どうやって。
前回、垂直方向に反転させた後輪部分をもとにして、[コピースタンプツール]で画面1のように映り込みを作っていくんだ。
あまり上手にできないわ。
いいんだよ。後でフィルタで歪ませたり、不透明度を下げたりするから、少しくらい下手でもわからないから。
なんだか釈然としないけど、まぁいいか。

  ■水面への映り込み画像を作る サイド部分 ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

紹介しているTIPS
[消しゴムツール]
[水平方向へ反転]
[自由な形に変形]

▼画面2
水面への映り込みを作る
側面
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●実体と見比べながら作る

映り込み画像を作るコツは、実体が水面に映ったらどんな風に見えるのかを考えながら作ること。
でも、水面への映り込みって、実体とは反対になるし、実体では見えてない部分が映ってるでしょ?
その通り!すごいね留美さん。だから、本来写真に写ってない部分は、自分で作らなければならないんだ。
どうやってよ。
実体から部分的にコピーしたり、他の写真から借りてきたりするんだ。ここでは全部作りこみか、実体からのコピーでやってるよ。

●今までのテクニックの集大成

コピーするって言ってもそんな簡単じゃないでしょ。
うん。でも、今までこの講座で紹介したテクニックを駆使すれば、そんなに難しいことでもないんだよね。
たとえば?
画像を作るのは[コピースタンプツール]、余分な部分は[消しゴムツール]で削除。形を整えるのは[変形]の[自由な形に]や [ 選択範囲 ] ツールで。
なんで手順を紹介しないのよ。
だ・か・ら、それをやってたら後1回必要なんだよ。
だ・か・ら、サンプル選びをもっと慎重にやればいいって言ってるのよ!
ううううう。

  ■水面への映り込み画像を作る フロント部分 ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

紹介しているTIPS
[多角形選択ツール]
[垂直方向へ反転]

▼画面3
水面への映り込み
フロント部分を作る
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●パーツに切って細かく作りこむ

車のサイド部分は比較的簡単だったけど、今度はフロント部。ちょっと面倒だよ。
サイド部分も十分面倒だったわよ。
まぁそういわないで。
さて、フロント部を作るために、余計な部分をまず[多角形選択ツール]か[ペンツール]を使って削除しよう。このとき、画面3の切り抜き方を良く見て、同じように切り抜いてね。
なんでよ。
要は、フロント部の映り込みのエッジを作ってるんだよね。

●光と影が不自然にならないように

なるほど、フロント部の画像は垂直に反転させないでそのまま使った方がリアルってことね。
そうなんだ。フロント部の曲線を表現するのは難しいからね。
それでも、[コピースタンプツール]や[消しゴムツール]、[変形]の[自由な形に]などを駆使して、形を整える必要はあるんだ。
ちょっとくらい形が変でもいいんでしょ?
うん。さっきも言ったけど、後でかなり暗くするからね。
いい加減でいいのよん。いい加減で。
そんなに、いい加減って言わないでよ。
あら、私は「良い加減」って意味で言ってるのよ。
そうかなぁ…。

  ■水面への映り込み画像を作る 佑紀ちゃんの脚 ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

▼画面4
水面への映り込み作る
人物の脚
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●おみ足を作る

あら、ここだけTipsがないわね。
……。作り方を省略してるからね。佑紀ちゃんの脚を作る方法はもっと詳しく解説したかったんだけどね。
作り方はこれまでやった方法となんら変わりはないから。これでもいいかなと。
ふ〜ん。面倒になったからじゃないのぉ?
ち、違うよ。絶対。とにかく画面4を見て参考にして頂戴。

  ■映り込みを薄くしてフェラーリの影を作る ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

紹介しているTIPS
[ レイヤー ] の[不透明度]
[トーンカーブ]の調整レイヤー

▼画面5
水面への映り込みの
不透明度を調整
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●左方向から光を当てる

さて、映り込み画像もできたから、次はその映り込み画像のレイヤーの[不透明度]を「50%」程度に落としてみよう。
そして、 [ トーンカーブ ] の[調整レイヤー]を使って、フェラーリの影を作り、さらに左方向から光が当たっているような効果を与えてみよう。
左方向から当たる光も、 [ トーンカーブ ] の[調整レイヤー]を使うのね。
そう。影は中間調を落として、光は中間調を上げるわけだ。
[ トーンカーブ ] を作るための [ 選択範囲 ] はどうやってるの。
影はクイックマスクモードにしてブラシで塗りつぶす。光は[楕円形選択ツール]で大きな楕円を描いたんだよ。両方ともぼかしを大きくね。


  ■映り込み画像を[波形]フィルタでゆらす ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

紹介しているTIPS
[波形]フィルタ

▼画面6
水面への映り込みを
フィルタでゆがませる
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●背景画像をゆらしたあの方法で

さて次は、背景画像をゆらしたあの方法で、水面に映り込んだ画像をゆらしてみよう。
[波形]フィルタね。
覚えていたのかね。すごいねぇ〜。
テンポアップさせるために、わざとボケないようにしただけよ。
いままでわざとボケてたの?そうは思えないけどねぇ。
うるさい。とにかく、背景画像のときに使った、[波形]フィルタと同じ設定でゆらせばOKってことよね。
うん。本当は、少しだけゆれの具合を大きくする方がリアルだけどね。

  ■水面の波紋を作る ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

紹介しているTIPS
[ジグザグ]フィルタ

▼画面7
水面への映り込みを
ジグザグフィルタでゆがませる
Clickで拡大
Clickで拡大
Clickで拡大
●[ジグザグ]で波紋

次は佑紀ちゃんの足元の水面に波紋の効果を演出して、リアルさを出してみよう。
もしかしてこれもフィルタね。
そう。でも「波紋」だからといって、[波紋]フィルタじゃないところがややこしい。
なによそれ。
フォトショップにある[波紋]フィルタだと、俺が言ってる「波紋」は演出できないんだ。
ここでは[ジグザグ] [ フィルタ ] を使って効果を演出してみよう。
[ジグザグ]フィルタはわかったけど、なんで [ フィルタ ] をかける前に [ 選択範囲 ] してるの?
[ジグザグ]フィルタは対象になる画像の中心を基点にして効果がかかるからさ。だから、佑紀ちゃんの足元を中心にして、 [ フィルタ ] をかけたい範囲を選択しておく必要があるってこと。わざわざ新規 [ レイヤー ] にコピーしなくても、 [ 選択範囲 ] さえすればフィルタはかけられるけど、後で修正するときのために新規 [ レイヤー ] にコピーしているんだ。


  ■ヘッドライトに光を! ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ  

紹介しているTIPS
ぼかしと[楕円形選択ツール]
[逆光]フィルタ

▼画面8
ヘッドライトを光らせる
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●逆光フィルタで光を演出

いよいよ最後のレタッチね。
うん。じゃぁ最後はヘッドライトに光を灯してみようか。
そんなことできるの?
いろんな方法があるけど、ここでは[逆光]フィルタでその効果を演出してみたいと思う。
逆光って、太陽がレンズの中に入ったときにできるフレア現象ね。
やけに詳しいなぁ。最後だからって気張ってるね。

●逆光フィルタで光を演出

ねぇ、なんで[逆光] [ フィルタ ] を使う前に円形に [ 選択範囲 ] をしているの?
[逆光]フィルタって、かなり広範囲にその効果の影響が出てしまうんだ。部分的にフィルタ効果をかけたいときは、画面8のように、おおきなぼかしをつけた選択範囲を新規 [ レイヤー ] にコピーしてからそこに [ フィルタ ] をかけるといいよ。