 |
 |
|
 |
| Adobe®
Photoshop CS® 〜 デジカメユーザーにおすすめ 〜 |
2003/12/17 |
|
|
| |
 |
 |
 |
 |
写真レタッチの
テクニックを磨くなら |
 |
フォトショップの
小技を覚えるなら |
 |
|
|
|
|
|
|
 |
 |
 |
 |
|
 |
| |
 |
 |
 |
 |
| |
■新機能リスト |
  |
|
●新機能と機能強化
| |
|
| |
※Adobe ImageReady CSについては除外 |
|
| |
■ファイル関連の新機能 |
  |
|
|
|
●ファイルブラウザの機能強化
前バージョンのPhotoshopまでは、ほとんどの人から「使えない」と酷評されてきたファイルブラウザが著しく機能強化され、やっと「これなら使ってもいいかな?」と思えるようになりました。
●カスタマイズできる
以前はサムネイル表示エリアやフォルダのツリー表示などの各種パレットの表示場所が固定されていましたが、今回は各種パレットのタブをドラッグ&ドロップして位置を移動したり、サムネイルサイズを自由に変えられるようになりました。
●編集可能なメタデータとキーワード
画像の持つメタデータの編集が、ファイルブラウザ上で直接できるようになりました。[キーワード]パレットを使うと、画像ごとに自由に新規作成できるキーワードを加えることができ、そのキーワードで検索ができます。また、自動処理できる一括バッチ処理もファイルブラウザ上で使うことができます。ちょっと重いのが難ですけどね。
|
●Camera Rawとの連携
ほとんどのデジタル一眼レフカメラには、RAWデータという形式の画像ファイルで撮影した写真を保存する機能があります。RAWデータは、カメラに搭載されたグラフィックコントローラで画像処理をせずに、カメラ内部のCCDに映った情報をそのまま保存します。また、RAWデータはデジタルカメラのメーカーによってその内容が異なります。そのために、RAWデータのままでは直接グラフィックソフトなどで表示したり編集することができません。RAWデータを従来のPhotoshopで開くには、カメラメーカーが用意したプラグインソフトを使って、ピクセルの補間やホワイトバランスの設定などの「現像処理」をして、Photoshop形式の画像に変換する必要がありました。
Photoshop CSでは、Camera Rawというプラグインソフトがあらかじめアドインされたことで、メーカー専用のプラグインが不要になったのです。
●6社35機種のデジカメに対応 (2003年9月時点)
2003年9月時点で対応しているメーカーはキヤノン、リーフ、富士写真フイルム、コニカミノルタ、ニコン、オリンパスの6社で、RAWが使えるデジタルカメラならほとんどが対応しています。また、今後の機種にも随時対応していく予定だそうです。
Camera Rawは、2003年の夏にプラグインとして登場した、Photoshop Camera Raw & JPEG 2000プラグインの第二世代になるプラグインを実装したもので、ヒストグラムを見ながら基本補正、詳細補正、収差補正、色調補正を使って「現像処理」していくことができます。ここできちんとした補正をして現像しておけば、Photoshopでの後処理が軽減されるというわけですね。また、ファイルブラウザの自動処理メニューから「Camera Raw設定を適用」を使って、複数のRAW画像を一度に現像することもできます。
|
●大容量ドキュメントのサポート
要は、とてつもなくでっかい画像ファイルが扱えるようになったということですな。んで、どの程度「でっかい」のかというと、なんと300,000×300,000ピクセルで、最大56チャンネルまでのドキュメントが扱えます。300,000×300,000ピクセルの画像とはどの程度の大きさなんでしょうか?
たとえば、300,000×300,000ピクセルの画像を業務用印刷で使う350dpiという解像度で印刷すると、約21×21メートルにもなります。72dpiまで落とすと、な、なんと約105×105メートルです! とんでもないですねぇ。
まぁ、そんなドでかい画像はファイル容量も「502.9GB」にもなりますから、今のパソコンで処理することは間違いなく無理です。第一そんな大容量のハードディスクは、一般ではほとんど手に入りません。あくまでも理論値として考えておいてください。それでも、Photoshop 7.0で処理できるドキュメントサイズの限界が30,000×30,000ピクセルで、350dpiの解像度時に2.17×2.17メートルでしたので、実質的に限界知らずになったとわけですね。
|
| |
■文字関連の新機能 |
  |
|
|
|
●パス上のテキスト
Illustratorを使ったことがある人ならすぐにピンとくると思います。「パス上のテキスト」とは、パスに沿って文字を入力する機能です。くどい説明よりも、まずは画面4を見てください。要は、ペンツールで描いたパスをベースラインにして、そのベースラインに沿って文字を流し込むことができるというわけですね。
Illustratorではとっくの昔に採用されている機能だったので、「えっ、今までなかった機能なの?」と思う人もいるでしょうね。ほんと、もっと以前から採用して欲しかった機能です。
|
●シェイプ内のテキスト
パス上に文字が書けるなら、多角形や円などのパスオブジェクトの中にも文字を流し込むことができるんじゃ……? はい、それもできるようになりました。これも私の説明はいりません。画面5を見れば納得です。
えっ?説明が面倒になったんじゃないかって?………………………………まぁ、そういうこともありますよ。毎週更新してれば……。いい加減休みたいです。休ませてくれい!神崎洋治!
|
| |
■その他の新機能 |
  |
|
|
●ヒストリーログ
Photoshopには遡って作業がやり直せるヒストリーという機能がありますが、通常のアンドゥ機能とは異なり、ある一定のログが[ヒストリーパレット]に残ります。ただ、このログは、そのファイルを閉じてしまうとリセットされてしまいます。
Photoshop CSでは、このログをファイルとして残して、後から編集記録を閲覧できるようにしたものです。方法は2つ選べて、ひとつは画像ファイルのメタデータとして残す方法、もうひとつは独立したテキストファイルとして残す方法が選べます。また、両方を選ぶこともできます。方法は画面6をご覧くださいな。ヒストリーログを残すメリットはいろいろあって、作業に費やした時間を計算することもできれば、共同作業する中で先輩の技術を盗むこともできるでしょう。アドビシステムズのレビュワーズガイドには「法廷における業務」に有効とありますけど、わかるようなわからないような……。
|
●パノラマ作成…Photomerge
パノラマ写真というのは、誰もが一度はやってみたい合成ではないでしょうか。Potoshopに搭載されている「Photomerge」は、このパノラマ写真を自動的に作成する機能です。Photoshop CSになってかなりお利口になったようですが、正直、フィニッシュは自分でやった方がよりリアルなパノラマ写真になることでしょう。というのも、色調の異なる…というかパノラマ写真の何枚かは必ず色調が異なってしまうのですが…写真の境目はどうしても不自然になってしまうからです。後処理するなら、必ず[レイヤーとして保持]にチェックを付けておくことですね。
|
| |
■おまけ |
  |
|
●Adobe Photosho CS 所感
この3週間、いろんな雑誌でPhotoshop CSのレビューを書いてきましたが、今週のスタグラの原稿で多分それも終わりです。来年以降はギャラ弾むと言われても、製品レビューをするのはやめようと思っています。まぁそれは置いといて、いつもPhotoshopのレビューは、他のグラフィックソフトのレビューと違って力が入るんですけど、今回は「特」に力を入れました。その理由は、今回のPhotoshop CSが、私が昔からPhotoshopに寄せてきた理想のいくつかを具現化していたからですな。「もうここまでくれば何も言うことはない」とまではいかないまでも、十分に理想的なツールになったのではないかと思っています。ここでは書きませんでしたが、他のアドビ製品との親和性もそれなりに向上しましたし、なにより[16bit/チャンネル]モードでの編集機能の制限がほとんどなくなったのは嬉しい限りです。私は、他の機能はほっといても、この[16bit/チャンネル]モードの機能向上を最大限褒め称えたいと思っています。いや、アドビシステムズとしては、以前のバージョンからでもやろうと思えばできたはずなんですよ。でも、アドビシステムズは、タイミングを計っていたんだろうと思います。デジカメやスキャナの進歩と、コンピュータ本体の進歩がここまできたら、そろそろ16bit編集も一般的になるんじゃないかとね。まぁなんにせよ、私は今使っているPhotoshop 7.0からPhotoshop CSにバージョンアップするつもりです。??あっ、誓って私はアドビシステムズの回し者じゃありませんよ、アドビシステムズからは年末にカレンダーとクリスマスカードが送られてくるくらいで、袖の下なんか一切もらっちゃいませんからね。(笑) あくまでも個人的にPhotoshopとIllustratorが好きなだけです。
結論としては、Photoshop CSはデジタルカメラ、特に一眼レフを使っているユーザーにとって、最強のツールであることは間違いなさそうです。ちょっと価格が高いのは難ですが、一眼レフで撮った写真を、自分だけの作品に仕上げたいのなら、Photoshop CSは強力なソリューションになるはずです。年末に呑むお酒と親戚のガキどもに配るお年玉を控えて、Photoshop CS用の資金にしたらどうでしょうか。買って損はない製品だと思いますよ。
それではまた来年。皆さんもよいお年をお迎えくださいね〜。
|
|
|
 |
 |
 |
 |
|
 |
|
 |
 |
|
|
|
|