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写真レタッチの
テクニックを磨くなら |
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小技を覚えるなら |
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■脚を水面下に入れる |
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さて、背景写真と人物写真の最大の違和感ともいえる部分を修正しましょう。それはもうおわかりですね。そうです。水面の上にある脚を水面下に入れてあげることです。
●水面を脚の上にコピー
脚を水面下に入れるには、水面を脚の上にコピーします。水面を違和感なくコピーする方法はいろいろありますが、ここでは [ スタンプツール ] を使ってみましょう。
[ スタンプツール ] は画像の一部をAlt
キーを押しながらクリックすることでコピー元を指定して、別の場所に [ ブラシ ] 感覚でペーストしていくコピーツールです。
[ スタンプツール ] は同じレイヤー上だけじゃなく、別の [ レイヤー ] に対して使うこともできるツールです。
画面1は背景
[ レイヤー ] にある水面の画像を人物写真の [ レイヤー ] の上に作った新規 [ レイヤー ]
にコピーする手順です。
水面をそのままコピーするのでは少し芸がありません。リアルさを追求するのであれば、水面下に見える脚を表現するべきですし、脚の後ろにできる渦を表現するのも手です。また、水面下の脚が少し屈折して見えるようにするのもいいでしょう。
画面2は
[ スタンプツール ] でペーストした水面を、 [ 消しゴムツール ] の [ 不透明度 ] を調整して薄く消しています。このとき、
[ 消しゴムツール ] の [ ブラシ ] の [ サイズ ] を小さくして、脚と水面の境界をはっきりさせるとよりリアルさが増します。
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■水面に映った人物を作る |
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合成写真のリアルさを表現するために、水面に映った人物を作ってみましょう。
水面への映りこみを作る手順は、
1.人物 [ レイヤー ] をコピーする
2.コピーした [ レイヤー ] を回転・反転
3.波形フィルタで歪ませる
4.余分な部分を消す
5.レイヤーの不透明度を下げる
と、こんな感じです。それではやってみましょう。まずは画面3を見てください。
●人物をコピーして回転・反転
画面3ではコピーした人物
[ レイヤー ] を最上段に移動して、 Shift キーを押しながら [ 移動ツール
] を使って回転させています。こうした回転のときに Shift
キーを押しながら操作すると、15度ずつ回転できるので、きっちりと角度を決めて回転させたいときなどに使います。
回転させた人物 [ レイヤー ] を [ 編集 ] メニューの [ 変形 ] にある[水平方向に反転]で反転させていますが、このコマンドのすぐ下にある [ 垂直方向に反転 ] コマンドを使えば、
[ 移動ツール ] で180度回転させる必要はありません。
● [ 波形 ] フィルタで歪ませる
波のある水面への映り込みを表現するには、 [ 波形 ] フィルタでコピーした人物 [ レイヤー ] を歪ませます。(画面4) このときのポイントは、水面の波をよく観察して、それにフィットするように [ 波形 ] フィルタのオプションを設定することです。この背景写真の波をよく見ると、水平方向の振幅が大きいのがわかるので、 [ 波形 ] ダイアログボックスの[比率]で、[水平]のスライダを[垂直]よりも大きくします。
[ 波形 ] ダイアログボックスのプレビューウィンドウが小さいために、フィルタの効果がよくわからないというときは、コピーした
[ レイヤー ] を新規ファイルにコピーして、そこで [ 波形 ] [ フィルタ ] をかけてやるとよいでしょう。フィルタ効果を決定した後で、元のファイルに戻してやります。
●不透明度を調整して完成
[ 波形 ] [ フィルタ ] を決定したら、画面5のように
[ 消しゴムツール ] で余分な脚を消し、「レイヤーパレット」の [ 不透明度 ] を調整して水面の映り込みを完成させます。
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■仕上げの色調補正 |
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最後はより自然な色合になるように、仕上げの色調補正を施しましょう。
●砂浜の色を人物に合わせる
合成写真の全体ができてくると、それまではあまり感じなかった色調の不自然さが気になり始めることがあります。前回、人物の彩度を落として背景の色合に合わせたつもりでしたが、まだ不自然さを感じます。それじゃぁもっと人物の彩度を落とせば…、と思うかもしれませんが、これ以上彩度を落とすと写真全体の鮮やかさが足りなくなります。そこで、浜辺の砂の色を人物の色に近づけて、リアルさを出してみましょう。(画面6)
●微調整
砂浜に赤味を加えたためか、写真全体が赤っぽくみえるようになったので、画面7では写真全体に [ トーンカーブ ] の [ 調整レイヤー ] を作り、写真全体の赤味を下げた上で、少しだけコントラストを弱くしています。本当の写真ならコントラストを上げた方がより印象的な写真になりますが、ここではリアルさを追求しているので、わざとコントラストを弱くしているわけです。
さて、こうやって完成した合成写真がコレです。
心残りはカメラのアングルを完璧にフィットさせることができなかったことですが、まぁ写真レタッチ講座の題材としてはよくできたサンプルだと思っています。
ということで今回はここまで。次回以降はナニをやろうかなぁ〜と思案中ですが、必ず面白いテーマを探してくるのでお楽しみに。
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