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柴田誠のフォトレポ
CP+2016 レポート #02

Posted On 28 2月 2016
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TOPIX

2016年2月25日(木)、待望のCP+2016がスタートした。2日目は別会場にて中古カメラ市、フォトアクセサリーアウトレットもスタートした。初日には訪問しなかった大桟橋ホールにも足を向け現地の様子をレポートしていこう。

■ 2日目の来場者数は昨年を超えるも、3日目は昨年並み

各社目白押しの新製品に加え、天候にも恵まれ、初日の心配は杞憂だったようで、2日目の26日(金)は17,921人(前年16,474人・108.8%)、3日目の27日(土)は22,216人(前年22,462人・98.9%)と、2日目は昨年を大きく上回り、3日目は並みの来場者数となった。
特に3日目は、入場待ちの列が会場の外まで伸び、開場時間を繰り上げてのスタート。セミナーやステージイベントはどこも超満員で、体感的には昨年以上の来場者数を超えていたようにも感じられた。しかし、どうやらそれは瞬間的だったようで、夕方になるとかなりさっぱりといった感じになっていた。後半は大桟橋ホールに移動する人も多かったようで、15分ごとに出るシャトルバスも常に満席状態。30分待ちという状態が続いていた。
2日目からスタートした中古カメラ市やフォトアクセサリーアウトレットの会場は、午前中から賑わいを見せていた。メイン会場から離れた展示ホールということで、セミナーやステージイベントが終わると、どっと人が押し寄せるといった具合。じっくりと品定めを必要とする中古市では、ショーケースを覗き込む姿があちこちで見られた。一方、三脚やカメラバッグなどが破格の値段で販売されているアウトレットコーナーでは、午前中でなくなってしまう商品もあるなど、こちらも大盛況。アンブレラやカーボン三脚などが人気で、小物よりも高額な商品がよく売れているということだった。

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■ 作品展示を楽しめるフォト・ハーバー

大桟橋ホールまで、30分以上待つシャトルバスを諦めて徒歩や電車で移動する人も少なくなかったようだが、こちらの会場も多くの来場者で賑わいをみせていた。ちなみに来場者数を事務局に問い合わせてみたが、大桟橋ホールだけの来場者数は公表していないということだった。
大桟橋の最も奥にある大桟橋ホールでは、御苗場 vol.18 横浜、写真の本を作って売って展示するイベント PHOTO!FUN!ZINEの参加型展示企画がメイン。27日(土)にはPHOTO LOUNGEの特別編も開催された。250を超える展示ブースで構成される御苗場では、学生からベテランまで、様々な作品が展示されている。相変わらずブース間が狭く、やや見づらい印象があるものの、多彩なジャンルの個性的な作品がぎっしり詰まった感じで圧倒される。思わず時間を忘れてしまいそうになる程だ。
閉館時間までいて外に出ると、ちょうど夕暮れ時。大桟橋からみなとみらいのビル群や赤レンガ倉庫にカメラを向ける姿があちこちで見られた。さて、最終日の日曜日は東京マラソンの開催日。どのくらいの人がCP+を訪れて賑わうことになるのだろうか。

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■ 各社注目の商品をピックアップ

新製品が数多く登場しているCP+2016。すでにあちこちで紹介されているので、独断と偏見で注目の商品を紹介していこう。

オリンパスのカメラを持ってブースを訪れると、オリジナルステッカーが貰える。他にもフォーサーズブースを巡るスタンプラリーも開催されている< オリンパス >

オリンパスのカメラを持ってブースを訪れると、オリジナルステッカーが貰える。他にもフォーサーズブースを巡るスタンプラリーも開催されている< オリンパス >

ニッシンジャパンのイチオシはコンパクトストロボi60A 。小型ながら外部電源端子も備える。4万円を切る価格になるとのこと< ニッシンジャパン >

ニッシンジャパンのイチオシはコンパクトストロボi60A 。小型ながら外部電源端子も備える。4万円を切る価格になるとのこと< ニッシンジャパン >

鉄球を落としても割れない強化ガラスを採用し、防汚コートを施した保護フィルターEXUS α。< マルミ >

鉄球を落としても割れない強化ガラスを採用し、防汚コートを施した保護フィルターEXUS α。< マルミ >

保護フィルターEXUS αの様々なデモを行っていた。こちらは静電気の帯電を紹介するデモ。右がEXUS α< マルミ >

保護フィルターEXUS αの様々なデモを行っていた。こちらは静電気の帯電を紹介するデモ。右がEXUS α< マルミ >

タウン使用も可能なカジュアルなカメラザックはロープロの新製品の目玉の一つ。< ハクバ >

タウン使用も可能なカジュアルなカメラザックはロープロの新製品の目玉の一つ。< ハクバ >

ハクバのオリジナルブランドGW-ADVANCE。ニューモデルはアウトドア仕様の大容量カメラザック< ハクバ >

ハクバのオリジナルブランドGW-ADVANCE。ニューモデルはアウトドア仕様の大容量カメラザック< ハクバ >

BORG 107FL(600mm F5.6のフローライトレンズ)がフラッグシップモデルとして新登場。天体観測や野鳥撮影にオススメの1本。価格発売日未定。< トミーテック >

BORG 107FL(600mm F5.6のフローライトレンズ)がフラッグシップモデルとして新登場。天体観測や野鳥撮影にオススメの1本。価格発売日未定。< トミーテック >

カーボン鏡筒も注目の新製品。金属鏡筒の約半分の重さというだけでなく、温度変化による伸縮がほとんどないため、天体撮影に最適。価格発売日未定。< トミーテック >

カーボン鏡筒も注目の新製品。金属鏡筒の約半分の重さというだけでなく、温度変化による伸縮がほとんどないため、天体撮影に最適。価格発売日未定。< トミーテック >

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新発売のカーボン三脚ProGeoVシリーズの発売を記念して雲台と専用ケースをセットにした限定モデルを800セット限定で販売中< ベルボン >

新発売のカーボン三脚ProGeoVシリーズの発売を記念して雲台と専用ケースをセットにした限定モデルを800セット限定で販売中< ベルボン >

各種Lブラケットなど、今後発売予定の参考出品の製品も数多く展示していた< ベルボン >

各種Lブラケットなど、今後発売予定の参考出品の製品も数多く展示していた< ベルボン >

各種マウントアダプターを展示していたケンコー・トキナーブース。実際に試して描写を確かめることもできた。< ケンコー・トキナー >

各種マウントアダプターを展示していたケンコー・トキナーブース。実際に試して描写を確かめることもできた。< ケンコー・トキナー >

大阪芸術大学と産学協同で開発したカメラバッグを展示。< ケンコー・トキナー >

大阪芸術大学と産学協同で開発したカメラバッグを展示。< ケンコー・トキナー >

ニコン用のテレプラスもリニューアルされ今夏登場。< ケンコー・トキナー >

ニコン用のテレプラスもリニューアルされ今夏登場。< ケンコー・トキナー >

従来品の素材をデニム地変えて展示されていたプロトタイプのカメラバッグ。商品化するかどうかは来場者の反応次第とか< エツミ >

従来品の素材をデニム地変えて展示されていたプロトタイプのカメラバッグ。商品化するかどうかは来場者の反応次第とか< エツミ >

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SP 90mmマクロレンズの光学性能を継承し、デザインを一新した新しい90mmマクロレンズ。金属鏡筒を採用し、高級感あふれる質感と手触りが心地いい< タムロン >

SP 90mmマクロレンズの光学性能を継承し、デザインを一新した新しい90mmマクロレンズ。金属鏡筒を採用し、高級感あふれる質感と手触りが心地いい< タムロン >

ショーケース内の展示のみだったが、レンズの様々な微調整を可能にするタップ・イン・コンソール。ユーザーなら使ってみたいと思わせる製品だ< タムロン >

ショーケース内の展示のみだったが、レンズの様々な微調整を可能にするタップ・イン・コンソール。ユーザーなら使ってみたいと思わせる製品だ< タムロン >

台湾のフィルターメーカー勝勢科技は水中撮影用のバリアブルフィルターや天体撮影用の光害カットフィルターなど、光の波長を整える各種フィルターを紹介< 勝勢科技 >

台湾のフィルターメーカー勝勢科技は水中撮影用のバリアブルフィルターや天体撮影用の光害カットフィルターなど、光の波長を整える各種フィルターを紹介< 勝勢科技 >

近日発売予定のシネマ撮影用マクロテレフォトレンズ、トキナー100mm T2.9< ケンコー・トキナー >

近日発売予定のシネマ撮影用マクロテレフォトレンズ、トキナー100mm T2.9< ケンコー・トキナー >

日本写真映像用品工業会のブースでは、用品年鑑を無料で配布。出口に近いこともあって、多くの来場者が帰り際に受け取っていた< 日本写真映像用品工業会 >

日本写真映像用品工業会のブースでは、用品年鑑を無料で配布。出口に近いこともあって、多くの来場者が帰り際に受け取っていた< 日本写真映像用品工業会 >

コシナレンズの装着イメージを見せてくれるアプリを紹介。マウント部にマークのある紙を乗せるだけで、スマートフォンで確認できる< コシナ >

コシナレンズの装着イメージを見せてくれるアプリを紹介。マウント部にマークのある紙を乗せるだけで、スマートフォンで確認できる< コシナ >

HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 ASPHERICAL VM、SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 ASPHERICAL III と開発中のULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 ASPHERICAL III VMの3本のレンズを紹介< コシナ >

HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 ASPHERICAL VM、SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 ASPHERICAL III と開発中のULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 ASPHERICAL III VMの3本のレンズを紹介< コシナ >

各社ストロボの出力コントロールが可能なワイヤれるフラッシュトランシーバーCactus V6のニューモデルを展示。< イメージビジョン >

各社ストロボの出力コントロールが可能なワイヤれるフラッシュトランシーバーCactus V6のニューモデルを展示。< イメージビジョン >

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定員250名の会場で、どの回も立ち見が出るほど盛況だったエンジョイフォトステージ。

定員250名の会場で、どの回も立ち見が出るほど盛況だったエンジョイフォトステージ。

アネックスホールで開催されていた中古カメラフェアとフォトアクセサリーアウトレット。

アネックスホールで開催されていた中古カメラフェアとフォトアクセサリーアウトレット。

ズラリと並ぶ中古レンズ。ショーケースを覗き込む来場者の目は真剣そのもの。

ズラリと並ぶ中古レンズ。ショーケースを覗き込む来場者の目は真剣そのもの。

大桟橋の入り口にフォト・ハーバーの文字が

大桟橋の入り口にフォト・ハーバーの文字が

写真の本を作って売って展示するイベント PHOTO!FUN!ZINEのコーナー。写真集や写真を使った作品が展示されている。

写真の本を作って売って展示するイベント PHOTO!FUN!ZINEのコーナー。写真集や写真を使った作品が展示されている。

御苗場 vol.18 横浜の会場入り口。

御苗場 vol.18 横浜の会場入り口。

御苗場 vol.18 横浜の会場には、250を超える出展者の展示ブースにぎっしりと作品が展示さている。

御苗場 vol.18 横浜の会場には、250を超える出展者の展示ブースにぎっしりと作品が展示さている。

柴田誠
著者について
1964 年生まれ。2012 年春に 24 年間勤務した出版社を退社し、フリーのフォトジャーナリストとなる。その後、香港に個人事務所 CYBER DRAGON HKG LIMITED( 數碼龍珠( 香港 )有限公司 )を立ち上げ、フォトキナをはじめとする国内外のカメライベント、写真フェアなどを中心に取材活動を行い、香港をベースにして国内や海外のカメラ雑誌や ウェブマガジンに執筆している。ちなみに日本在住。出版社在籍中には、カメラ誌の製品担当者で組織する「 カメラ記者クラブ 」にも通算 16 年間在籍。編集者時代に培った幅広い人脈と豊富な経験を活かした活動をするとともに、「 日本の写真文化を海外へプロジェクト 」を主宰。業界の活性化と後進の指導にも積極的に取り組んでいる。中国のカメラ雑誌「 撮影之友 」の編集顧問も務める。日本写真家協会( JPS )会員、日本写真協会( PSJ )会員、日本香港協会( JHKS )会員。
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